情報連絡員情報

毎月、県下の各業界の48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
*天気図の見方:各景況項目について「増加」との連絡を頂いた業種割合から「減少」との連絡を頂いた業種割合を引いた値をもとに作成しました。その基準は次のとおりです。
  快晴:30以上  晴れ:30〜10  くもり:10〜△10  雨:△10〜△30雪:△30以下
 
1.景況天気図

3 月 期 景 況 天 気 図

 

2.情報連絡員(製造業)レポート
3 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食 料 品  例年4月に水揚げされる鰤が今年は3月に多く獲れ、魚市場は活気を見せ、加工場も忙しかった。
 
 3月の「桃の節句」は、業界にとっては大きな売上を示すイベントですが、近年の少子化の影響で初節句の対象であるお祝い先がなくなり、引出物のお返し菓子の消費数量が激変し減少した。
 その反面、各家庭での需要の増加により、店売りの雛節句関連の商品の売上が伸びた。そして、今年は地方発送の菓子が多く様変わりした。また、最近では桃カステラの人気が復活している。
繊維製品  売上は、季節柄2月より3月が良く、また、昨年に比べると若干落ち気味の傾向にある。工賃単価は、引き続き底這い状態である。
陶 磁 器  長崎県及び波佐見町の支援を受け、4月1日に焼き物の公園に観光交流センターが仮オープンし、波佐見の焼き物を中心に波佐見の特産品をはじめ、東彼杵郡内の特産品も展示販売される。
 また、運営するに当たり全国の焼き物の産地で初の商工一体になった経営を行う株式会社『くらわんか』が設立され、波佐見町の観光の情報発信施設として大きな期待が寄せられている。
 売上高は、前年同月に比べて62%減少、前月に比べて1.3%増加。収益状況及び資金繰り状況は、前年同月比は悪化、前月比は変化なし。
 売掛金回収においては、前月売上に対し93%(内手形5%)。生産においては、変化なし。
生 コ ン 売上高は、前年同月比14.3%の減少(31,003m3減)、前月比16.2%減少(35,886m3減)である。
機器  各社相変わらず横ばい状態である。また、経営環境も依然として厳しい状況である。各組合も、受注競争に奔走しているようだ。論語の一節に「天を怨まず、人をとがめず」とありますが、この様な心境である。
鉄鋼・金属  依然厳しい状況下で、一部組合員の資金繰りが逼迫している。15年度は更に工事量の減少を予測しており、厳しい事業環境となる。
電気機器  期末ということもあり、仕事量的にはやや落ち着きを見せているものの、来期以降相当の落ち込みが予想される。各社とも正念場と思う。
 海外調達も更に拍車をかけることになるかもしれない。ただし、中国では、鋼板の価格上昇が著しく他の素材についても価格上昇が考えられる。また、イラク情勢や北朝鮮情勢によっては、景気自体もどのようになるか想像がつかない。
 とにかく、渾沌といったところである。

 
3.情報連絡員(非製造業)レポート
卸  売  仕入先(メーカー等)への支払条件が厳しくなっている。手形の期日が短縮されたり、現金払いを要求されたりしている。
食  肉  輸入牛肉は今夏、セーフガードが、7年ぶり発動される公算が大きくなり、今までの国産牛豚肉の価格上昇につれ、需要が牛肉に影響してくるのではないかと思う。デフレ相まって消費が如何に変化していくか懸念される。
商 店 街  売上高は、前年同月比、前月比共に減少。収益状況及び資金繰り状況は、前年同月比、前月比共に変化なし。
 ゆきや浜ビル店は、3月末で本店へ統合され閉鎖。デオデオが売場拡張を行った。
長崎浜市商店街振興組合
 
 売上高は、前年同月比は減少、前月比は変化なし。収益状況は、前年同月比は悪化、前月比は変化なし。資金繰り状況は、前年同月比、前月比共に変化なし。
 景況は引続き厳しい状況が続いているものと判断している。
 3月1日から4月13日までオメデトウセールを実施し、販売促進に努めた。
させぼ四ケ町商店街協同組合
 
 売上高は、前年同月比は変化なし、前月比は増加。収益状況は、前年同月比は悪化、前月比は変化なし。資金繰り状況は、前年同月比、前月比共に変化なし。
諫早市栄町商店街協同組合
 
 売上高は、前年同月比、前月比共に増加。収益状況及び資金繰り状況は前年同月比、前月比共に変化なし。
大村市本陣通り商店街振興組合
 
 売上高は、前年同月比は変化なし、前月比は増加。収益状況は、前年同月比は悪化、前月比は変化なし。資金繰り状況は、前年同月比、前月比共に悪化。
 3月は、島原恒例の初市が3日から10日まで開催されたが、天候に恵まれず、郡部からの人出が少なかった。2月24日よりアーケード内において、全国陶器市を3月の初市に先駆けて開催したおかげで、人通りが多くなり、賑わった。
 春休みに入る頃から、少しずつ人が増えてきたが売上には大して影響はなかった。
島原市中堀町商店街協同組合
旅館・ホテル  長崎県佐世保市観光の大拠点ハウステンボス経営破綻が痛い。1日も早く、良い支援企業が決まることが待たれる。
 更に、ハウステンボスを中心に東南アジアの観光客が来県されることが多いことから、香港等で流行り始めて各地に猛威を振るっているSARS(重症急性呼吸器症候群)の対策が心配である。日本に上陸などした場合を想定すると旅館・ホテル業界としてはとても不安である。
建  設  建設業をめぐる経営環境はいまだかつてない厳しい状況になってきている。九州のゼネコン最大手の某社が53歳以上の全社員120人に自主退職を要請(退職金割増など優遇処置はない)。
 依願退職最大の理由は、今年度の受注高が当初の予想より落ち込んでおり、そのままの推移で行くと来年度は今の経費が賄えなくなるからである。
 また、1996年度には、1,100億円あった売上がこのところの公共工事削減や民間投資の冷え込みなどで売上が激減しており、2003年度3月期には600億円にまで落ち込んだ。(同社の現在の従業員数は760名、ゼネコンの採算ラインは、社員1人につき1億円といわれている。同社の売上高は600億円であり、今回の線引きは760人の社員を売上高に準じ、100人規模で減らしていくといわれている。)
 上記の人員整理の救済措置として、契約社員を採用する計画で、120名の対象者に対し、希望者は契約社員として1年ごと更新できるようになっている。但し、賃金は現在までの半額となる。対象者の9割以上が契約社員として再雇用される由(ちなみに、今回のリストラ対象となった120名の平均年収は約700万円。契約社員になれば350万円減ることになる。)。
 同社の組合幹部によれば、自己都合退職なら失業保険は半年支給され、会社都合退職ならば、給料ベースの額が10ヶ月もらえることになる。しかしながら、今は仕事が少ないし、例え再就職できたとしても、350万円以上もらえる企業はなかなかないので、結局は、契約社員で残ったほうがましだという現状のようだ。
運  輸  年度末で土木関係の仕事は順調に動いたようだ。しかし、その他の関係は思うように動かなかったようなので、厳しい状況が続いている。
 

問い合わせは長崎県中小企業団体中央会まで
TEL095-826-3201 FAX095-821-8056
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