情報連絡員情報

毎月、県下の各業界の48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
*天気図の見方:各景況項目について「増加」又は「好転」との連絡を頂いた業種割合から「減少」又は「悪化」との連絡を頂いた業種割合を引いた値をもとに作成しました。その基準は次のとおりです。
  快晴:30以上  晴れ:30〜10  くもり:10〜△10  雨:△10〜△30  大雨:△30以下
 
1.景況天気図

4 月 期 景 況 天 気 図

 

2.情報連絡員(製造業)レポート
4 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 食料品(味噌醤油)
*価格改定による3月売上高の若干の伸びも、4月になって減少となった。主原料の大豆・小麦・米等は依然値上げが続き、又、原油・砂糖など他の原料も値上げが続いている。
 
食料品(水産加工品)
*長崎魚市場の4月水揚高は、前年同月比数量で105%、金額で119%あり、活気があった。
*ブリの水揚が大量にあり、加工場や冷蔵庫も忙しかった。
*去年少なかったアジも脂のノリが早く、順調に入荷しだした。
 
食料品(漬物)
*平成20年度スタートの月にもかかわらず、前年度並みの実績をキープすることは地域の現状を鑑みると不可能と思われる。
 
食料品(菓子)
*第25回姫路菓子博2008(4月18日〜5月11日)が盛大に開幕し、連日盛況で、長崎県ブースも大入り。「長崎カステラ」の地域団体商標の知名度も高く、厳選された約10社の長崎カステラが飛ぶように売れ、完売状態だった。予想外の空前の大盛況に「長崎カステラ」はなお一層全国区の『菓子』となったと感じた。
 
食料品(酒類)
*課税移出数量は、日本酒が前年比86.1%であるのに対し、本格焼酎は138.1%、全体では123.5%であった。在庫数量は、日本酒が前年比98.7%であるのに対し、本格焼酎は102.4%、全体では101.5%であった。
繊維・同製品 繊維製品
*繊維業界の最近の経済状況は、中国からの輸入が原因で最悪な事態になっている。九州では既製品工場はほとんどなく2・3社残っている程度。それも今年に入り、販売店の減少で厳しさを増しているところもある。
*人材確保の面では、中国人研修生の受入れによりなんとか間に合っている。
*このような状況で銀行からの借入れができず、各社苦労している。
*組合の4月売上高は全体的に横ばい状態である。
木材・木製品 建具
*新年度に入って、総合的に各事業所の工事の確保がままならず、組合員は先行き不安を感じている。マンションの林立も在来住宅工事の多大な減少に繋がって、業界が得意とする和室・和風建築が益々減少している。日本の文化を守る為、日本風土に合った住宅づくりが見直されることを期待する。
印刷 印刷
*前年同月と比べると業界の景況はまだ悪化しているようであり、それに対応できるところと難しいところとがあるようだ。今後差がついてくる可能性がある。
*いちばん大きな問題は度重なる紙の値上げで、これによりますます厳しい状況も考えられる。
窯業・土石製品 窯業・土石(陶磁器)
*燃料のガス・原材料の高騰は経営を脅かす状況が続き、即急な対策が必要となっている。
 
窯業・土石(セメント)
*売上は対前年比△23%減。新築着工の減少と副資材の2〜3割の値上げで受注競争になり、単価が下がっている状態で、依然として厳しくなっている。
鉄鋼・金属 鉄鋼業
*平成20年度に入り、受注量・生産高とも堅調に推移しており、特に大きな変化は見られない。
*原材料が高騰する中で溶接棒の値上げ(約30%UP)要請があった。
*組合員7社で今年度18名の新入社員を雇用した。
一般機器 *鉄鋼及び副資材の高騰により、売上はなんとか前年並みだが収益が悪化していて今後の受注にも影響しそうだ。
電気機器 電気機器
*鋼材類の値上げが続き、販売価格の上昇及び受注増。
*受注増及び高齢化による世代交代(技術継承)のため人員増。
 
電気機器
*景気の動向が好況なのか翳りがあるのか今ひとつ判然としない。
*暫定税率問題でガソリン等価格が右往左往し、その騒動に巻き込まれている。基本的には原油はさらに値上がりを続け、また、鉄は近年まれに見る価格高騰。さらに小麦を中心とした穀物の値上がりが続いている。上がらないのは、製品価格のみといった感がする。仕事量は順調に推移しているものの、先行き不安が拭えない。

 
3.情報連絡員(非製造業)レポート
卸売業 卸売業
*平成20年度4月以降、佐世保市内及び周辺に大型店(マツモトキヨシ・ドンキホーテ・レッドキャベツ等)の進出が相次いで計画されており、卸売業・小売店を脅かしている。
小売業 小売業(青果物)
*平成20年4月期の青果物取扱高は、前年同月比116.5%となり、消費がやや盛り返したようだ。
*苺が品薄となる代わりに、枇杷・スイカ・メロンの出荷が増えてくる。特に県産品「枇杷」の売行きを大いに期待している。
*宮崎県のように、地元農産品を強力に売り込んでほしい。
 
小売業(鮮魚介)
*入荷量の減少・仕入れ価格の上昇で、1年間で組合員8件減少。町の市場全体でスーパー並みの品揃えができていたのが、歯抜け状態で客足は減少している。
 
小売業(食肉)
*殆どの商品について、仕入れ価格の上昇と共に販売価格の修正を行なっているが、コスト増分の転嫁は困難で収益状況が極端に悪化している。
*消費者に身近な食品が多く値上がりした中で、消費者の財布のヒモは益々固くなっており、単価の高い牛肉は敬遠されて、全国的に「牛肉離れ」という現象が起こっている。
*他の畜産物も生産コストの上昇等により近年にない相場高で、非常に商売がやりづらく、経営を益々圧迫している。袋小路に追い込まれている状況である。
 
小売業(石油販売)
*暫定税率失効に伴う先行値下げにより、大幅な損失が発生。
 
小売業(木材販売)
*建築基準法の改正に伴う影響と長崎県の景気低迷をもろに受けて、状況は悪くなるばかり。
*金融機関や保証協会の貸し渋りもひどくなるばかりだ。
商店街 商店街(佐世保市)
*株安・原油高騰等不安材料が多く、消費の低迷が続く中、景況は更に厳しくなっていると判断している。
させぼ四ヶ町商店街協同組合
 
商店街(島原市)
*4月1日一番街アーケード沿いに温浴施設「島原温泉ゆとろぎの湯」がオープン。商店街にこのような施設が出来ることは、島原中心市街地活性化対策として我々も歓迎している。商店街の会員となってもらい、共存共栄を図っていく計画だ。
島原市中堀町商店街協同組合
サービス業 サービス業(旅館業)
*石油の高騰により諸物価が上昇、経費が増加しているため資金繰りが悪化している。観光客減による宿泊者数の減少で売上は厳しい。
 
サービス業
(旅館業)
*重油・食材・リネン等原価の高騰や団体旅行の利用減等が目立つ他産業・他業種共に縮小の傾向で、ホテル業(サービス業)を圧迫され影響が大きい。
 
サービス業
(旅館業)
*平成20年4月売上高は前年同月比6.2%増だが、仕入高も5.5%増であり、経費増を考えるとほぼ横ばいの状況である。
 
サービス業(飲食業)
*春休み期間中の観光客は前年に比べて減少。
*原材料高騰により、料理店各店とも価格見直しが進んだ。この影響についてはゴールデンウィーク・修学旅行の5月を見ないと分からない。
*観光客・修学旅行の絶対数は減少傾向にあり、20〜30年後を見据えての対応が必要だが、危機感が感じられない。
建設業 建設業
*公共工事が年々3%程度減少の中で、民間工事の減少が際立った。平成19年度の組合員の受注実績を集計してみると、対前年比7.9%と大幅に減少した。要因は景気の減速感が次第に強まるなかで、更なる原油高や建設資材の高騰、加えて建築基準法の改正に伴う規制強化により審査基準が厳しくなり、新築着工にブレーキがかかったことと、価格転嫁が追いつかないマンションの売行き不振も影響している。
 
建設業(電気工事)
*電設資材の価格の値上げがある反面、施工単価の上昇は見込めないため、業界景況の好転の兆しは見えてこない。
 
建設業(管工事)
*長崎市上下水道の指定工事店は、平成10年度の規制緩和以降、10年間で約300社増加している。(平成10年度87社(うち組合員87社)→平成20年度408社(うち組合員55社))工事量が減少しているのに指定業者は逆に増加しているため、受注量減・契約低価格の状況である。
運輸業 運輸業
*4月に入り、仕事量が減り売上は減少した。
*軽油は暫定税率廃止で下がりはしたが、前年同月より高値であり、厳しい状況である。
 
運輸業
*例年3月は多忙な月で売上増が確保されていたが、今年の3・4月は建築関係の耐震強度制度の引締めで家屋やマンションの新規建築が落込んだため、建築材料関係を運ぶ業者の稼動が減少している。
 

問い合わせは長崎県中小企業団体中央会まで
TEL095-826-3201 FAX095-821-8056
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