平成30年度発行 ものづくり事例集(第4刊)
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 技術は日進月歩で進化しています。常に新しいことを目指すことは大事ですが、新しい技術を持っているだけはダメで、それをどう使うかがとても重要だと思うのです。例えば今回導入した設備。時間短縮につながっているのであれば空いた時間を何に使っているのか、機械が停止している時間はどれくらいなのかなど稼働率を分析し、精度の精査も行っています。時間と精度の分析は、生産能力を高め、利益の分別もできるようになるからです。生産性を全社的に意識し、専務が旗振り役となって取り組んでいることで、社員全員が「もう一段階上の意識を持つ」よう心がけています。新しい技術を持っているだけではダメ。それをどう使うか、が大事だと思うのです。専務取締役 坂本 充宣株式会社公精プラント10

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