平成30年度発行 ものづくり事例集(第4刊)
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 圧力容器を製造するには認可が必要です。弊社では、経産省や厚労省をはじめとして、NK、LRS、DNV、CCS、CEマーク、ASMEなど海外の製造認可、資格をそれぞれ取得し、それだけの技術力を持っていると自負しています。 しかし、技術力を持っているというだけではダメだと思うんですね。鉄を溶接し容器を製造するんですが、その鉄自体も使用する船級協会が認定したものなんです。だから無駄にできない。今回の導入した設備も、弊社の全工程で言えば一部のことかもしれませんが、そこにこだわり、より高みを目指すからこそいい製品は作れると思いますし、お客様の信頼にもつながるのだと信じています。「めざせ小さな世界企業」を合言葉に、確かな技術力で船と時代を動かしています。常務取締役 木庭 康博株式会社丸金佐藤造船鉄工所14

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