近年は多発する自然災害や新型感染症の流行など、様々な経営リスクが増加しており、事業継続が突然困難となる事態も頻発しています。こうした事業環境の根本的な変化を踏まえ、経営力のトータルな「強靱化」を図るためには、地域に根差した中小・小規模事業者の【災害対応力】、そして地域内外の【連携ネットワーク】を構築していくことは喫緊の課題です。
本会上部団体である全国中小企業団体中央会では、組合活動を基盤とした連携事業継続力強化計画の認定に向けた支援を推進しており、組合活動における計画の策定並びに実践の推進役として期待される組合青年部等を対象にした標記セミナーが令和7年2月26日(水)石川県で開催され、長崎県から2名の青年部会員が参加してきました。
今回のセミナーでは、令和6年能登半島地震で被災しながらも事業活動に奮闘する組合青年部の皆さんや若手経営者によるパネルディスカッション、またオープニングゲストとして今回の震災を現地で体験した俳優の夏菜さんからの体験談、日本を代表する“知の巨人”養老孟司さんによる特別講演等、先行き不透明なVUCA時代を生き抜くためのヒントを得られるセミナーとなりました。
また、セミナー終了後は、全国から50名以上が参加して交流懇親会が開催され、会場は大いに盛り上がりました。
事業継続力強化セミナーの様子
交流懇親会で登壇する全国青年部メンバー