去る11月22日(木)長崎ワシントンホテルにおいて『青年部連携交流会』を開催しました。
本事業は、今年度の新規事業として取り組んでおり中央会会員組合を通じて青年部活動の実態把握(アンケート調査)を行い、中央会青年部の強み・弱みを知り、次代を担う青年部の活動強化を図るための処方を探る目的で実施しております。
これまで委員会形式で所属業界の意見を出し合い、本事業が真に役立つものとなるよう討議を重ね、本事業の目的として①各業界の活性化、②異業種連携の強化、③中央会青年部加入率の向上を掲げています。
9月に実施した青年部活動の実態把握(アンケート)結果では、青年部会員の減少、高齢化など共通する課題を抱えている団体が多く見受けられ、このような現状を打破するきっかけとなるべく、次世代の組合組織と地域経済を担う若手経営者等による組合青年部活動の活性化のため、『青年部連携交流会』を開催致し、基調講演(青年経営者の取組み事例)や、異業種の同世代とのグループディスカッションを通じて、「幅広い視野と人脈づくりの場」として活用してもらおうという企画です。

基調講演される中村社長
基調講演は、講師として株式会社中村輪業 代表取締役 中村耕一氏をお招きして「初志貫徹~新たなる挑戦~ 青年経営者に向けて」と題してご講演頂き、県内の若手経営者の体験談ということもあり、興味を持って熱心に聞き入っておりました。中村社長は自らの経験を踏まえ「信念を持ち、積極的に動く事。人の縁を大切にすれば、得意分野で協力し合える仲間が必ず現れる」と熱いエールを送っていただきました。
その後、アンケート調査結果の報告を挟みグループディスカッションを行い、コーディネーター役に経営戦略塾“タケシタ”の竹下幸也先生の指導の下、参加者の“夢”を語る形で5人ずつ5グループに分かれて討議を行いました。
最後に竹下先生の総評として、「なかなか初対面で“夢”というテーマでまとめあげるのは大変なことだけど、各グループともに議論も活発に行われていた。青年部の仲間として連携をとり、これからの将来に向けて更なるヒューマンネットワークを構築してほしい。」またFaceBookの有効性の一環として武雄市の梅林事業での注目を浴びた事例を紹介され、プラスαで情報機器も活用しながらさまざまな交流を広げてもらいたいと総括されました。
その後、交流懇親会も設けられ参加者は更に懇親を深め、盛会裏に終了することができました。グループディスカッションでグループ進行役を務めていただきました中央会青年部の幹事の皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。
|