経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界より48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
計算式:(「増加」「好転」した組合数-「減少」「悪化」した組合数)/有効回答数 × 100
※ただし、在庫数量についてはマイナスの場合には好転、プラスの場合には悪化の方向としています。
天気図マークの基準は次のとおりです。  
快晴:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下

1 月 期 景 況 天 気 図

1 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味噌醤油
*出荷量前年比は、醤油微増の味噌微減であった。値上げ後、大きな落ち込みもなく順調なスタートであった。今年こそ、醤油味噌ともに出荷量前年比増を目指したい。しかし、食品の値上げと人口減少の新聞記事を拝見し、厳しい年になりそうだ。地域の味を守りながら一歩前進すべきであり、そのためには、人材確保問題と付加価値商品の開発、輸出への取り組みが必要と感じている。
 
食料品
*物価高の影響で消費者の需要が減少しており、販売価格を上げても昨年比で売上高は減少している。
 
麺類
*各社、価格改定を実施し、販売価格が上がっている事業所が多いが、原材料費や人件費などが上がっている。販売数量が減少した事業所が多い。
 
麺類
*業界が全体的に売上の減少傾向にある。問題点の把握が不十分のため、把握とともに対策を練っていきたい。
 
酒類
*1月~2月はもともと観光オフシーズンであるが、航路運賃の値上げや海上時化の日が多く、年末年始の帰省客も含めて島への入り込みが減少傾向の模様で、蔵見学等も少なかった。また、各種資材の値上げに加え、賃金上昇で収益圧迫が厳しく、価格転嫁を検討している。
繊維工業 織物製成人男性・少年服製造業
*紳士服と婦人服とに受注の差があるように感じる。労働力不足のため、納期対応が難しい。
窯業・土石製品 陶磁器
*原材料、燃料費の高騰で依然として収益状況は悪化している。従事者の高齢化、人材不足も進んでおり、特に分業体制の生地部門の減少で、生産にも影響が出ている。
 
セメント製品
*今年も年初は例年通り落ち着いた年の初めとなっているようだ。数か月前から販売価格の上昇は行っているものの材料費のみの上昇にとどまり、人件費までの上昇には至っていない。人員に関しては高齢化が進み、昨年よりは確実に減ってきているようだ。

生コンクリート
*白ナンバートラックによる生コン輸送の件について、九州運輸局と意見交換を実施し、九州運輸局が全国の現状を調査後、対応を決めることとなった。仮に白トラックによる輸送が認められないようになれば、工場は青ナンバーを取得せざるを得なくなるため、経費増加は免れないと思われる。
輸送機器 輸送機器
*昨年度と比較して、造船関係は売上・雇用人員が多少増加傾向にあるが造機関係(機械・ボイラー・タービン)は横ばいの状況。先月との比較でも造船関係はイージス艦工事が入って来たため艤装工事量が増えている。一方、造機関係は大きく変化していないが、アフターサービスなど出張工事は徐々に好転傾向にある。立神地区での工事量は防衛省新造護衛艦4隻の各セクションでの艤装工事・試験運転など先月同様推移している。1月からイージス艦のドック内艤装も着工され、ブロック艤装と並行し艤装工事が進んでいくため、1月中旬に1隻修理工事の為、入港してきた。作業人員も多少増員している。修理艦は現在4隻(1月末)。造機関係(機械・ボイラー・タービン)は、アフターサービスなど出張工事などが多くなってくる。(工事量は現状のまま、今後は少しずつ好転してくる予定だったが、発注が遅延しているため低操業。)8月5日に豪州の新型護衛艦に日本製が導入されることが発表された(三菱重工業の提案を採用)。2026年初旬の契約を目指し、官民一体となって今後の受注を計画して行きたい。
小売業 青果物販売
*1月の取扱高は79%。新年から業界の景況感は鈍く、また、葉物類の入荷増に伴い全般的に安値が続いている。中国人の訪日自粛により飲食、宿泊施設への納品業者を中心に、若干ではあるが収益状況に悪影響が出ている。
 
鮮魚介販売
*今月は5日が初セリであり、例年通りセリ場には多くの鮮魚がならんだ。天候は、元旦から少し風があったが、4日までひどく荒れることがなかったからと思われる。赤魚(鯛、甘鯛、連子鯛、糸ヨリ等)も青物(キビナ、アジ、サバ、イワシ等)も揃った。金額的にもご祝儀相場とまではいかないが、安定した相場であった。また、冬の味覚である大村湾のナマコは入荷がなく、西彼、川棚と大分県のナマコが並んだ。中旬から下旬にかけては冬型の気圧配置で時化が続き、鮮魚の入荷が日に日に減少し、高値になっていった。しかし、寒い時期は青魚(キビナ、イワシ、アジ)は脂が乗って良い状態であった。サバは、対馬産が水揚げされたが、脂がなくパサパサしていた。金額的にはなかなか安定しないため、小売商はまだまだ大変だと思われる。
 
食肉販売
*当月は、小売面では消費者の節約志向の中、需要の減少により原料の相場が下落して、仕入価格が概ね安定した。しかし、一部の輸入商品に円安基調及び原産地の供給不足などもあり、価格の高騰も見られたが、売上的には前年並みであった。業務用卸も同様で、再三の値上げもなかなか実態に追いついていかない状況で、粗利は大きく圧縮されたようだ。昨年の最低賃金の大幅な上昇に加えて、物流費、包装費、水道光熱費などの販売費の増加分の吸収ができない現状が続いており、厳しい経営環境が続きそうである。
 
生花販売
*小売店舗は、夜間の売上は横ばい。昼間の売上は、原価安により利益が増加した。卸部門は、昨年比で大幅に相場を下げたため、仕入単価が減少し、売上も減少した。加工部門は、販売数が減少し、単価安であったため利益が減少した。ブライダル部門は、件数が減少した。1月のイベントとして、成人式の花束が昨年より販売増となった組合員が多かったが、自宅用の花や仏花の売上が下がってきている。
 
石油販売
*暫定税率廃止による需要増への期待とは裏腹に、肩透かしの状況が継続している。加えて1月の需要も前年実績を超えるSSはほとんどなく、前年比90%を割り込むところも多く、厳しい状況が続いている。しかしながら、灯油については年明け直後から比較的好調で、後半の寒波で冷え込みが強まり需要が上昇し、例年を大きく上回っている。
 
木材販売
*持ち家(新築)着工戸数が減少している。
商店街 佐世保市
*商店街恒例の1月2日の早朝初売りは、雪交じりの天候でお客様の出足は鈍かった。プレミアム付商品券事業を紙券とスマホ対応のデジタル券の二本立てで行ったが、スマホ決済については、高齢者を中心に混乱があり、電子決済についてはまだまだ浸透性と使いやすさに問題があった。
 
大村市
*仕入価格と賃金の上昇で資金繰りは厳しく、仕入金額を抑えることで対応しているが、物販の場合客待ちなので生産性の向上はなかなか難しいものがある。製造業などに比べると、人員削減や時間削減くらいしか(短期的には)やることがない。
 
島原市
*1月25日(日)、8ヵ月ぶりに「にちよーマーケット」を開催し、子供食堂とのコラボで盛り上がった。
サービス業 旅館業
*街中にあるホテルは、ビジネス客の減少により稼働が落ち、ADRも落ちている。
 
飲食業
*前年比▲30~▲40%と大幅減となった。昨年はランタンフェスティバルが1月スタートだったことが要因として大きいが、それ以外での一般客、修学旅行も減っている。コロナ後の動きが落ち着きを見せているとも考えられ、今後は注視する必要がある。
建設業 建設業
*建設資材の価格高騰・人材確保難・賃金の上昇・下請け業者の人手不足など、様々なマイナス要因が課題の中で、技術者不足により入札に参加できず、厳しい経営環境となっている。また、組合員は、県内各地で開催される企業説明会に、人材確保のために積極的に参加している。
運輸業 運送業
*1月中旬から全国的に荷動きが悪く、この状況がしばらく続きそうである。衆議院及び長崎県知事の選挙もあり、来年度の予算の決定も遅くなる見込みなので、年度が替わっても荷物の動きは悪いと予想され、厳しい状況は継続していくと思われる。

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