経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界より48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
計算式:(「増加」「好転」した組合数-「減少」「悪化」した組合数)/有効回答数 × 100
※ただし、在庫数量についてはマイナスの場合には好転、プラスの場合には悪化の方向としています。
天気図マークの基準は次のとおりです。  
快晴:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下

5 月 期 景 況 天 気 図

5 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味そ製造業
*出荷量前年比は醤油微増、味噌微減であった。今年度は順調であるが、中東情勢に伴う影響で、仕入れ価格の高騰や納期遅延、受注停止など支障が発生したとの情報がある。また、6月から食品値上げの発表があった。ナフサ影響による値上げは、今後さらに増える可能性が高いと考えられる。先行き不透明であるが、食卓に美味しい醤油味噌をお届けしたい。
 
肉加工品製造業
*原材料価格の高騰、品薄及び資材高騰など、コロナウイルス流行時の状況になっており、事業運営等において大事な時期であると考える。中東情勢問題の早期解決を強く望む。設備等の修繕工事においても同じく、材料入荷不足及び価格高騰等、中東情勢の影響が出ている。
 
めん類製造業
*イラン情勢の影響で、包装資材の価格が約30%値上がりと各メーカーから通知が入りだした。小麦粉の価格が今のところ小幅の上昇にとどまっているが、秋には上昇するという予測もある。燃料費も同様に上がっており、商品への価格転嫁を検討している組合員も多い。観光客の動向については、中国からの観光客は目に見えて減少している一方、スタジアムシティやニューズウィークの効果で国内観光客は増加しているようである。飲食店や観光土産の需要は堅調である。
 
めん類製造業
*来月は半年に一度のセールが開始されるため、広告に力を入れながら、さらなる拡販を目指していきたい。11月に価格改定(うどんの値上げ)を実施する予定で動いている。
 
蒸留酒・混成酒製造業
*度重なる資材や原材料の高騰に耐え切れず、5月から商品価格を値上げした。それに伴い売上高は上昇した。長期貯蔵酒の製造期間を延長して在庫数量が増加している。新規採用をしたため、人件費が上がり収益的には不変となっている。中東情勢の不安定感によって、先が見通せない状況が続くものと思われる。
繊維工業 織物製成人男性・少年服製造業
*受注環境がまだら模様である。一部で附属品の入荷に遅れが見られる。人手不足のため納期対応が難しい。
印刷 オフセット印刷業
*中東情勢の緊迫化により、用紙・インク製品等の印刷資材の急激な価格高騰が相次いでいる。加えて、一部資材においては供給そのものが不安定となり、メーカー各社による出荷調整や発注制限が実施されるなど、従来通りの安定調達が難しい状況が続いている。取引先に対し「適正な価格転嫁・納期の延長や代替資材の提案・早期発注」について理解を求める文書を必要に応じて送付し対応している。
窯業・土石製品 粘土かわら製造業
*材料・仕入価格の高騰、人材不足。
 
生コンクリート製造業
*5月中旬から工場の品質管理に対する査察が無通告で実施されている。査察が実施された中で管理上の問題が発生している工場はなく、品質管理が適正に実施されており、技術的な問題はなかった。5月の出荷が前年比80%を下回り激減している。
電気機器 配電盤・電力制御装置製造業
*売上高は着実に伸長しており、収益・資金繰り共に極めて安定している。原材料費等の高騰により利益率は押し下げられているが、徹底した原価管理と工程見直しにより、その影響を最小限に留めている。現在は協力会社との関係を重視しつつ、適正な価格転嫁と付加価値の向上を並行して進めており、収益構造のさらなる強化に努めている。
輸送機器 船舶製造・修理業
*昨年度5月と比較して、造船関係は多少であるが売上・雇用人員が増加傾向、造機関係(機械・ボイラー・タービン)は横ばいの状況にある。先月との比較でも造船関係はイージス艦工事(ドック建造)が主流となり、艤装工事量が増えている。立神地区工事量は防衛省新造護衛艦4隻の各セクションでの艤装工事・試運転など先月同様推移している。イージス艦はドック内艤装も着工され、ブロック艤装と並行し艤装工事が進んでいる中で、作業量も増えていくので、作業人員も多少増員している。修理艦は5月末現在2隻となっている。造機関係はアフターサービスなど出張工事などが多くなってくる(工事量は現状のまま、今後は少しずつ好転してくる予定であったが発注が遅延しているため低操業。)。8/5に豪州の新型護衛艦日本製導入、2026年6月初旬の契約を目指し官民一体となって今後の受注を計画していきたい。
 
舶用機関製造業
*イラン戦争の影響で、佐世保を母港とする米軍艦船の入港予定が不明となっている。佐世保に戻ってこないと、米軍艦船の仕事の発注がないため、不安を感じている。
小売業 野菜小売業
*5月の取扱高は昨対比113%、果実類ではビワが裏年に当たり、極端な高値となった。また、ハウス西瓜などの瓜類も他市場の引き合いが多く、概ね単価高となった。中東情勢の悪化に伴うエネルギー価格の上昇で、トレー等の包装資材の高騰が予想され、収益状況の悪化が懸念される。
 
鮮魚小売業
*5月は天候に恵まれ鮮魚の水揚げは順調であった。赤魚はまずまずの水揚げがあり、価格的にも扱いやすい金額になり、小売商も購買意欲があったようである。しかし、青魚はイワシが大量に水揚げされていたが、近海アジの水揚げがかなり少なかった。大型船の巻き網にはアジが少しあったが、ほとんどがサバ・ゴマサバが主であった。価格的にはアジは普通であったが、サバがかなり高騰していた。ここ近年イワシが大量発生しているのはなぜだろうか。少し時期が早いがイサキ・石鯛の水揚げが増えてきており(マコを抱えているものもいる。)、6月になれば痩せてくるだろう。鮮魚の時期が少しずつずれてきているようである。あと、小長井アサリが5月下旬まで続いたことには驚いた。
 
生花小売業
*小売部門(昼)の売上及び利益は増・仕入安定となっている。小売部門(夜)及び加工部門の売上及び利益は減・仕入安定となっている。卸部門の売上は若干増・仕入安定・利益増となっている。ブライダル部門の売上は横ばい・仕入高・利益減となっている。全体でみると母の日の売上として小売店の伸びが良かった。特に、繁華街の店舗売上が上がっている反面、夜の繫華街とスーパーのパック花の売上は落ちている。
 
ガソリンスタンド
*物価高は一時的ではなく、上昇を続けながら長期化しており、家計負担の増大が節約志向を一段と強め、こうした状況が需要減少に拍車をかけている。期待したゴールデンウイーク商戦も不発に終わり、前年を超えたサービスステーションはほとんどなく、大きく下回った店が多かった。天候次第ではさらに需要が落ち込む可能性もあり、警戒感が高まっている。燃料価格については、中東情勢などを背景とした価格高騰を抑制するために、緊急的燃料油価格激変緩和事業が実施されているが、補助がなければガソリン価格は200円/㍑を超える価格になる。
商店街 佐世保市
*5月は気候も良くなり商店街の通行量も増加傾向にあった。インバウンド客については寄港数も4月に比べて減ったこともあり、効果は薄かったが国内需要に支えられた感がある。
 
大村市
*ゴールデンウイークは天候も良く、商店街への来街者は少なかったようである。中東情勢の悪化で石油関連の商品価格高騰などにより、景気はかなり悪化していることを実感する。取引先メーカーの情報によると全国的に景気が冷え込んでいるとのことであり、この状況が長引けば商店街への影響も大きくなると危惧している。
 
島原市
*今年度の土曜夜市の日程(7/18・25、8/1・8(最終日))が決まった(出演者:ペルピンズ)。島原市こども課から「島原市こども家庭センター ぽかぽか」について説明があった(2026年7月工事着工、12月完了予定、2027年3月オープン予定)。商店街のマップを作って欲しいとの依頼があり、前向きに検討している。懸念事項があるため、「ニチヨーマーケット」は休み。
サービス業 旅館、ホテル
*売上は個人客の増加により大幅に上昇した。
 
中華料理店
*料理店は前年並の売上を確保、物販店はGW5/3(日)が大雨となった影響もあり、5%程度の売上減となった。修学旅行において、今まで来ていなかった関東からの中学校が来るようになった一方で、今まで来ていた私立高校が減ったように思われる。
建設業 一般土木建築工事業
*中東情勢の影響で設計・見積・施工・維持管理など、全ての部門が価格高騰や供給混乱などの影響を受けており、先行きが見通せない厳しい状況となっている。公共工事はスライド制があるが、民間工事においては施工途中でも価格協議が厳しく、見積案件はあるものの応じられない現状である。
運輸業 一般貨物自動車運送業
*中東情勢の問題もあり、物流コストが大幅に増加している状況である。荷物の動きも悪く厳しい状況は継続しそうな感じがしている。業界の現状を荷主にも訴えていき、運賃の値上げ交渉を継続して行っていく。

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