経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界より48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
計算式:(「増加」「好転」した組合数-「減少」「悪化」した組合数)/有効回答数 × 100
※ただし、在庫数量についてはマイナスの場合には好転、プラスの場合には悪化の方向としています。
天気図マークの基準は次のとおりです。  
快晴:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下

8 月 期 景 況 天 気 図

8 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味そ製造業
*出荷量前年比は醤油味噌共に微減であった。製品の値上げによる消費者の節約志向と猛暑による内食の簡便化が進み、出荷量の低下を招いた要因と考えられる。また、食生活が欧米化・多様化しており、減少傾向である。全国醤油サミットが今年11月に喜多方で開催され、将来のファンづくりとして日本の食文化の原点に着目し、全国や世界に向けて発信する。
 
肉加工品製造業
*最近の自然災害及び8月の猛暑で商品の売上に影響が出ている(特に焼き物商品等)。また、災害等により近辺の観光地における旅行者の減少で、土産物商品の売上も減少気味である。
 
めん類製造業
*令和8年熊本地震の影響で観光客の減少が多少あったようである。麺の需要には大きな影響はなかった。商品の出荷に関して、地震の影響で南九州方面への物流がしばらく停滞したものの、1週間ほどで概ね正常にもどった。昨年と比べると販売価格を上げた分、販売数量が多少減っている。
*昨年に比べお中元が少なく、売上の減少が目立っていたが、メディアに取り上げられたことで注文数が増加したため、持ち直した。9月にもメディアに取り上げられるため、売上の増加を期待したい。
 
蒸留酒・混成酒製造業
*今年の暦ではお盆休暇が長くなったものの、以前に比べ帰省客が少ないと思われる。高速船の減便とフェリーが期間中予約制になるなどの目に見えた要因に加え、海水浴レジャーの減少や物価高など家庭支出の影響が考えられる。休日が多くなると外飲み需要は減り、家族での飲食はあっても二次会への飲酒には繋がりにくい。おかげさまで特定商品が島内で徐々に支持されてきて、観光客等へのおすすめ品として購入いただけ大変ありがたいことであり、人口減少の中でも地元人気の重要さというものを実感するところである。
印刷 オフセット印刷業
*売上高・販売価格はやや増加・上昇傾向であるが、収益状況の回復には至らない状況である。原材料費の高騰、光熱費の値上がりの影響と人件費の負担増・設備の老朽化問題もあり、厳しい景況に変わりはない。官公需取引に関して、中東情勢の影響を考慮した上で適正な取引を実施されるよう要請するなど対策を行っている。
窯業・土石製品 粘土かわら製造業
*業況の変化をまともに受けている。
 
生コンクリート製造業
*長崎市の民間需要は昨年と比べて多少持ち直してはいるが、長崎県全体で官公需の出荷はここ5年間減少が続いており、留まることがない。この状態が続けば、官公需を主体としている離島地区は厳しい状況となる。また、出荷減少の状況は、他県と比べても長崎県は落ち込みが激しいようである。
輸送機器 船舶製造・修理業
*昨年度8月と比較して、造船関係は多少ではあるが売上・雇用人員が増加傾向、造機関係(機械・ボイラー・タービン)は横ばいの状況にある。先月との比較でも造船関係はイージス艦工事(ドック建造)が主流となり、艤装工事量が増え、造機関係は大きな変化はないがアフターサービスなど出張工事は徐々に好転傾向にある。立神地区工事量は防衛省新造護衛艦2隻の各セクションでの艤装工事・試験運転など先月同様推移している。イージス艦はドック内艤装のピークを迎えている。ブロック艤装と並行し艤装工事が進んでいる中で、作業量も増えていくので、作業人員も多少増員している。修理艦は8月末現在2隻となっており、修繕営繕工事は順調に作業が進んでいる。8月末には修理艦1隻が修理完工、佐世保へと出航し護衛艦業務に配備されている。造機関係はアフターサービスなど出張工事などが多くなってくる(工事量は現状のまま、今後は少しずつ好転してくる予定であったが発注が遅延しているため低操業。)。
 
舶用機関製造業
*米艦船トリポリとニューオーリンズが佐世保へ帰港したので、秋は忙しくなりそうである。
卸売業 家具・建具卸売業
*組合員の売上高の状況は全体では昨年比減少している。その中で前年同月比増加している企業は半数に上っている。繊維関係や食品関係は減少している割合が多い。
小売業 野菜小売業
*8月の青果物は好天にも恵まれ順調な入荷となるが、食料品の値上げラッシュで消費者の財布の紐は固く、果物などの単価が高いものは売れず、いわゆる安いものしか売れない状態であり、折からの時給アップがじわじわと収益状況を悪化へと導く傾向が強くなる。
 
鮮魚小売業
*今月は梅雨が明け毎日酷暑が続き海焼けが発生した。これだけ暑さが続けばさすがに魚もいなくなり、赤魚は毎日入荷はあったが、値段のバラツキが目立ち、小売業者も仕入に苦労したと思われる。天然鯛は平均的であったが、甘鯛が赤甘・白甘共にバラツキが目立った。青魚はキビナゴが今月から解禁となり、五島産の良い品が入荷し、五島産のキビナゴは質も良く、よく肥えて刺身や天ぷら、煮物と色々使える鮮魚で、やはり地元のキビナゴは別格である。アジは地物はやはり入荷が極端に少なく、大型船の巻き網が主体になったが、地物のサバが入荷しだし、ぼちぼち脂ものって状態が良くなってきた。また、カツオの入荷が連日好調で、脂ものって小売業者からも連日好評であった。
 
生花小売業
*小売部門(昼・夜)及び加工部門の売上及び利益は減・仕入安定となっている。卸部門の売上は横ばい・仕入価格及び利益は安定となっている。ブライダル部門の婚礼件数・売上及び利益は減となっている。8月はお盆用の需要があり小売店は繁忙期になる。お盆需要は昨年並みであったが、供給体制が悪化し商品が揃わなかった。造花の売上が上がり、品切れがおきた店舗も多く見られた。中旬以降は花材不足が目立ったが、需要も前年度比較してかなり下がっている店舗が多く見られた。全体で見ると減少となった。
 
ガソリンスタンド
*販売業者からはため息が漏れている。ゆっくりではあるがコスト上昇による利益の圧縮は着実に進んでおり、酷暑にも関わらずガソリン需要は昨年を超えるレベルにはない。そのため、収益面ではマイナスに転じている。また、こうした状況に脱却の糸口が見えないため、厳しい状況が続いている。収益がマイナスとなる大きな要因には、ガソリン需要の伸び悩みがある。前年の実績を約5%下回るサービスステーションも多く、期待していた旧盆商戦の需要も思いのほか伸び悩んだ。
商店街 佐世保市
*8月はどの業種も売上が減少する月である。いつまでも暑さが続くため、アパレルについては9月に入っても夏物バーゲンを延ばす傾向にある。商店街は8月中に2店舗の新規オープンがあった。
 
大村市
*7月末から8月上旬は高温が続き商店街への来街者は減少したようだが、2週目からは気温も下がりお盆需要も増加したようである。「まちトク商品券」の利用も今月で終了し、換金状況も順調に進んでいるようである。
 
島原市
*アーケード内店舗で火災があり、近隣店舗とアパートに被害あり。負傷者はないが、アーケードの屋根が燃えて危ないため、通行不可となり駐車場や隣接商店街からの流れが遮断された。ちょうどお盆時期で帰省客や観光客が多い中、苦戦している。8月末にアーケードの溶けた部分を修繕して1.5メートルほどの通路を確保した。火災があった店舗のうち解体中の店舗と解体が未定の店舗がある。9月末にアーケードの電灯工事や防犯カメラ・スピーカー等の電気工事が始まる予定である。火事があった部分を遮断して「土曜夜市」を行い、中央公園で「水祭り」があったため、例年と同じくらいの客数と売上となった。11/7「OH!BENTOマーケット」を実施予定。取引力強化推進事業(全国中央会事業)において「土曜一番街の日」が採択されたので推進していく。
サービス業 旅館、ホテル
*猛暑・酷暑の影響による旅行需要の鈍化傾向及び7月末に起きた熊本地震の影響により、売上は昨年比減少となった。
*前年同月より微増(ほぼ横ばい)。米海軍に動きがあるため前月より増加している。
 
中華料理店
*前年比▲10~15%、特に物販店の減少幅が大きかった。熊本地震の影響もあるのか、お盆期間中も含め、8月全体的に人が少なかったと思われる。引き続き猛暑も、少なからず人出への影響があると思われる。
建設業 一般土木建築工事業
*昨年6月から熱中症対策が義務化され、今年は連日猛暑が続き人命優先の判断で多くの建設現場では、作業中止など工期遅延のリスクもあるが、作業員の高齢化もあり適切な熱中症対策を行っている。
運輸業 一般貨物自動車運送業
*中東情勢の問題もあり燃料の高止まりや資材の高騰が続いている。荷動きも盆明けから余り良くなく、熊本地震関係での荷物のキャンセルも多少あった。厳しい状況ではあるが、運賃の値上げ交渉も継続して行っていく。

トップへ