経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界より48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
計算式:(「増加」「好転」した組合数-「減少」「悪化」した組合数)/有効回答数 × 100
※ただし、在庫数量についてはマイナスの場合には好転、プラスの場合には悪化の方向としています。
天気図マークの基準は次のとおりです。  
快晴:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下

6 月 期 景 況 天 気 図

6 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味そ製造業
*出荷量前年比は醤油減、味噌微減であった。ナフサ不足の影響を受け生産稼働率は減少し厳しい状況である。製造業にとってコスト増と供給制約の二重苦に直面している。さらに、7月からの食品値上げの発表により、出荷量増への道のりは遠いと予測されるが、「醤油味噌(調味料)の美味しい」ファンづくりの営業が挽回できると信じている。(業界として)地域から県外、世界へとファンづくりにチャレンジして欲しい。
 
肉加工品製造業
*未だ中東情勢も落ち着かず、商品関連資材等の値上げが続いているのが現状である。また、円安の影響で輸入品の仕入価格上昇により、収益に大きな影響が出ている。今からお中元商戦となるが、原材料及びその関連資材等の価格上昇で収益については期待できないと予想される。
 
めん類製造業
*中東情勢悪化の影響で、包装資材の価格が大きく上がっている。数量の不足はないものの、納期が延びている。また、ガスや重油の燃料費も上昇している。価格転嫁を進めているが、仕入価格の上昇に追い付いていない。ナフサ由来の原料(プロピレングリコール)の不足の話もあったが、現在は解消された模様である。
*組合はセール期間に入ったが、依然として昨年の売上を下回る結果となっている。五島うどん業界全体的にもやや売上は減少傾向にあるようである。昨年よりも贈答品の商品が減っており、市場の物価高騰の影響も考えられる一方で、商談会等で挨拶を交わした業者との取引もようやく増えてきており、今後の売上や取引に繋げたいきたい。
 
蒸留酒・混成酒製造業
*5月から商品価格を値上げした影響からか、父の日ギフトの注文が予想したほど伸びず大きな売上上昇には繋がらなかった。中元商戦も期待できるかやや不安である。業界の景況は不変であるが、猛暑に向かって焼酎炭酸割りの飲み方提案も徐々に知れ渡っている様子でもあり、さらにPRに努めたい。
繊維工業 織物製成人男性・少年服製造業
*受注環境が悪い(特に紳士服)。附属品の入荷遅れのため納期対応が難しい。人材不足が解消されない(業界全体)。
印刷 オフセット印刷業
*印刷資材費の上昇に伴う適正な価格転嫁を進める中、わずかながら売上高・販売価格は増加している。しかし、中東情勢の影響により資材の調達が困難な状況も続いており、さらなる値上がりによる収益の圧迫が懸念される。今後の需要回復に期待したい。
窯業・土石製品 粘土かわら製造業
*業況の変化・人材等の将来の変化が懸念される。
 
生コンクリート製造業
*下五島・対馬の両技術センターは本年度から長崎県の認定のみで試験を実施することに伴い、3月に長崎県建設技術研究センター(NERC)と業務提携を交わし、監査を実施するようになった。最初の監査が下五島・対馬の両技術センターで実施され、重大な指摘事項もなく監査を無事に終了することができた。
電気機器 配電盤・電力制御装置製造業
*営業活動の強化により売上高を維持するとともに、収支のバランスを安定させ、健全な資金繰りに努めている。原材料費等の高騰により利益率は下げられているが、徹底した原価管理や工程の見直しにより、その影響を最小限に抑えている。現在は、協力会社との良好な関係を維持しながら適正な価格転嫁と付加価値の向上を並行して進め、収益構造のさらなる強化に取り組んでいる。
輸送機器 船舶製造・修理業
*昨年度6月と比較して、造船関係は多少ではあるが売上・雇用人員が増加傾向、造機関係(機械・ボイラー・タービン)は横ばいの状況にある。先月との比較でも造船関係はイージス艦工事(ドック建造)が主流となり、艤装工事量が増え、大きな変化はないがアフターサービスなど出張工事は徐々に好転傾向にある。立神地区工事量は防衛省新造護衛艦3隻の各セクションでの艤装工事・試運転など先月同様推移している。イージス艦はドック内艤装のピークを迎えている。ブロック艤装と並行し艤装工事が進んでいる中で、作業量も増えていくので、作業人員も多少増員している。修理艦は6月末現在2隻となっており、修繕営繕工事は順調に作業が進んでいる。造機関係はアフターサービスなど出張工事などが多くなってくる(工事量は現状のまま、今後は少しずつ好転してくる予定であったが発注が遅延しているため低操業。)。
 
舶用機関製造業
*ホルムズ海峡近傍に行っている米海軍 強襲揚陸艦(USSトリポリ)の佐世保への帰還予定は未定である。
小売業 野菜小売業
*6月に入り、折からの肥料高騰などの影響で作付け面積の減少や夜温低下による生育のばらつきが目立ち、例年に比べ全体的に蔬菜・果実共に入荷が少ない状況が続く。販売価格の上昇も著しく収益状況も悪化傾向にある。
 
鮮魚小売業
*6月上旬は天気も良く暖かい気候に恵まれ鮮魚の水揚げも良好であった。金額的にもやや落ち着きを取り戻し、赤魚も小売業者が買いやすい価格になったようである。ただ、中旬から下旬にかけて梅雨前線が活発になり、次第に水揚げが減少していった。あとは、時期物のヤリイカ、石鯛、カツオが目立ち始めイサキがぼちぼち終わりになりそうである。青魚はキビナが禁漁になり長崎県産が止まり、代わりに熊本産と鹿児島産が入荷している。アジは近海物がやはり少なく、大型船の西沖物か対馬産が主流であったが、アジの鮮度はまずまずで脂も乗って状態は良かった。全体的に価格も落ち着かず、天気の変化もかなりあって小売業者も苦労しているようである。この状態で利益を上げていくにはかなり厳しい状況であると思う。
 
生花小売業
*小売部門(昼)の売上は微増・仕入安定・利益は横ばいとなっている。小売部門(夜)の売上は横ばい・仕入安定・利益は減となっている。卸部門の売上及び利益は増・仕入安定となっている。ブライダル部門の売上及び利益は横ばい・仕入安定となっている。加工部門の売上及び利益は減・仕入高となっている。6月は花業界全体が閑散期になる。前月と比較するとかなり需要が減少し、併せて供給も減少する。葬儀関係の花の需要がかなり落ち込んでいるようである。
 
ガソリンスタンド
*燃料油の販売ボリューム不振が収益に大きな影響を及ぼしている。特に6月商戦は不振だったため、収益に多大な影響を及ぼした。梅雨商戦ということもあり雨も多く、伸び悩むことは予想していたが、前年比90%~95%というサービスステーションが多く、「激減」と表現するところもあるが、ただ量の不振は対策の打ちようがないため、厳しい状況にある。原油相場は米国とイランが戦闘終結で合意し、攻撃を開始した2月末から3月初め以来、およそ4か月ぶりに大きく値位置を下げた。
商店街 佐世保市
*長崎県は6/4に梅雨入りし、前半は雨天も少なく客足はそう減らなかった。商店街の空き店舗は飲食店を中心にやや埋まりつつあり、良い傾向である。
 
大村市
*6月は梅雨に入り雨の多い天候が続き、商店街への来街者も少なかったようであり、物価高騰による消費低迷がまだまだ続いているようである。6/27には大村市独自のプレミアム商品券「おおむら応援まちトク商品券」が発売され、2万枚が完売、7月・8月の夏商戦での売上に貢献することを商店街としても期待している。
 
島原市
*7/11からアーケード絵画展を開始(8月末まで掲示予定)。昨今、アーケード内に犬猫の糞尿が多いため、イエローチョーク作戦や超音波発生器を試している。
サービス業 旅館、ホテル
*6月は修学旅行・団体の受入増により前年同月比プラスとなった。ただし、7月・8月の夏休み期間中の予約状況の伸び悩みが見られる。例年の猛暑による外出控えが影響しているのか。もう暫く様子を見る必要がある。
*街中ではビジネス客の減少、ハウステンボス地域では雨による観光客の減少が見られる。経営面では金利の上昇が資金繰りを圧迫している。
 
中華料理店
*料理店・物販店共に前年とほぼ変わらない水準を確保している。例年、梅雨時の土・日は人出が減るが、今年は少し動きがあるように思われる。さらなる原材料価格高騰による、仕入価格への影響が出てきている。どこまで価格転嫁できるかが問題である。
建設業 一般土木建築工事業
*公共建築工事(内装資材関係契約済み物件)で、中東情勢の影響により材料価格の値上がりのため、納品寸前になって再見積書が提出される案件がある。
運輸業 一般貨物自動車運送業
*中東情勢が落ち着くかと思っていたがまだまだ不安定な状況が継続し、業界的にも今後の状況は注視していかなければならない。組合では業務効率化、運送コストの削減も進めていった結果、業績は改善されつつある。

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