| 住所 | 
          〒856-0032  長崎県大村市東大村2丁目1808番地1 | 
        
        
          
          | 設立 | 
          平成6年4月 | 
          
          出資金 | 
          40,000千円 | 
        
        
          
          | 電話番号 | 
          0957-52-0900 | 
          
          FAX番号 | 
          0957-52-0884 | 
        
        
          
          | 組織形態 | 
          全部協業型組合 | 
          
          地区 | 
          長崎県大村市 | 
        
        
          
          | 主な業種 | 
          食料品製造業 | 
        
        
          
          | 組合員 | 
          5人 | 
        
        
          
          | 組合専従者 | 
          80人 | 
          
          専従理事 | 
          3人 | 
        
        
          
          | URL | 
          https://kyuichian.com | 
        
      
     
    
    
    
    
      
      
      
         当組合は安心、安全で本当に美味しい豆腐づくりを目指し、一日最大10万丁の豆腐を製造している。これまで、その過程で排出されるおからは年間800万円程度の処分料を支払い産業廃棄物として処分していた。おからは栄養価もありヘルシーではあるが、保存期間が短いことが、有効活用の妨げとなっていた。そこで、当組合では超微粒子の乾燥おからパウダーを開発し、180日間の長期保存を可能とした。現在年間3,600万円程度の売上を確保している。
      
     
    
    
      
      
      
         乾燥おからの研究、企画は10年以上前から始まった。既存の乾燥おからは全粒と呼ばれるもので、水を加えると生おからに戻るものが主流であり保存期間も短かった。当組合は当初より長期間保存の乾燥おからの開発を目指し、超微粒子タイプの乾燥おからパウダーを開発した。本商品は水を加えても生おからには戻らないため180日間の長期保存が可能になった。おからの乾燥には野菜の乾燥機械の原理を応用し、約9千万円の設備投資を行った。これにより年間40トンの乾燥おからパウダーの製造が可能となり、業務用、個人消費用として商品供給を行っている。統括本部長が対外的交渉から生産管理までひとり何役もこなし、生産から販売までの全体像を把握しているため、それが意思決定の早さにつながり商談もスムーズに進むことが多い。業務用としては、おからクッキーの原料、きのこの菌床としての提供等、相手企業の需要に安定的に応えることを第一に営業を展開している。乾燥おからパウダーは「畑の肉」と呼ばれる大豆を一粒も無駄にしない取り組みであり、当組合の企業理念「一粒の大豆から命をつなぐ」を体現するものとして対外的にもアピールできている。また長期的には災害用非常食への応用、医療食品への活用等、食品全般への移転活用が期待される
      
     
    
    
      
      
      
         豆腐を製造しないとおからは出来ないことより、当組合の豆腐や豆腐関連商品の製造能力が、おからの安定供給にも繋がっている。また水や原材料へこだわり、安心、安全と美味しさを追求するという長年の取組を生かし、栄養価の高い大豆を一粒も無駄にしない商品であることから、持続可能社会の実現にマッチしたものとなっている
      
     
    
      
			
        
        安心安全を追求した製造工場
       
      
        
        豊富な商品ラインナップ。おからパウダーもその中のひとつ。