食料品 |
食料品(味噌醤油) *前年並みを維持している企業もあるが、組合全体としては今月も厳しい状況が続いている。又、今後の先行きは、大豆、小麦の穀物類や原油等の国際価格が大幅な上昇傾向にあり、国内価格のアップは避けられそうにない。(4月より小麦が大幅値上げになる)今でも厳しい収益面が更に悪化することが心配である。 食料品(水産加工品製造業) *時化が多かった割に水揚げが多く、加工物は底曳物の水揚げが増え、冷蔵庫はサバの水揚げがあり、前年に比べて忙しかった(水揚量148%)。しかし、販売の方は消費低迷や価格の低下で相変わらず。 *長崎漁港がんばランド3/5落成、3/6~7プレオープン、3/8本オープン。 食料品(酒類) *課税移出数量は、清酒が前年同月比90.8%、本格焼酎は94.8%、全体では93.5%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比97.1%、本格焼酎は102.4%、全体では101.6%であった。 |
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繊維・同製品 |
繊維・同製品 *1年間を通して丁度繁忙期に当たる。 |
印刷 |
印刷 *依然として厳しい情勢が続いている。 |
窯業・土石製品 |
窯業・土石製品(陶磁器) *操業は確保されているものの燃料のガス及び資材の高騰で収益は悪化している。 窯業・土石製品(セメント) *売上は前年比155%。決算期前なので利益は相変わらず横ばい。 窯業・土石製品(生コンクリート) *出荷の状況は当月前年対比で15%ダウン、累計出荷で13%ダウンしており、依然として厳しい状況が続いており、回復の兆しが見えない。 |
鉄鋼・金属 |
鉄鋼・金属(金属製品製造業) *受注環境は依然厳しい状況が続いている。(全体の売上高は対前年比20%減少)。 *中小企業緊急雇用安定助成金の利用が4月より1社増えそうだ。 |
一般機器 |
一般機器 *相変わらず厳しい経営が続いているが先月に続き若干ではあるが今月も売上、利益とも上向となった。しかし、身内の組合員が残念ではあるが会社を閉めた。経営者の高齢化、後継者の問題に加え、この不況が要因と思われる。二度とこの様な事がない様祈るばかりだ。 一般機器 *液晶関係は増加の傾向が見られる、機械加工関係及び造船は相変わらず厳しい。 |
輸送機器 |
輸送機器 *組合共同購入品(ガス類、塗料)の取扱高が上期に比し2~3割落ち込んでいる。これは操業度と比例する。 |
小売業 |
小売業(電気器具販売) *家電の大型製品売上が減少したので、販売価格にも悪化をもたらした。特にTVが売れなかった。エアコンは寒いせいか暖房用に販売が上昇した店もある。 小売業(青果物販売) *H23.2月期分の青果物取扱高は、前年同月比110.3%、対前期比も111.2%と高水準で推移した。青果物の価格が依然として高値安定しているからである。今後は、気温の上昇とともに、青果物の生育も進み春物野菜等が出回ってくるので、価格は低下傾向となるものと見込んでいる。 *2月27日、私共の上部団体である九青連の第50回長崎大会が2日に亘って開催され、盛会裏に終了した。 小売業(食肉販売) *当月はイベントの間接的な影響などもあり、好転とは言えないまでも若干の明るい材料ではあった。しかし、鳥インフルエンザなどの問題も終息には至らず、不安な要素も残したままで先の見えない仕入コスト上昇の問題も抱えている。加えて、ガソリンの値上げで配送コストが収益を圧迫しつつあるのも頭が痛い。中東のゴタゴタが物流自体に及ぼす影響を考えれば、とても商売どころではない。業界がどう推移してゆくのか非常に不安である。 小売業(鼈甲製品販売) *売上高は前年同月比103.27%となった。 小売業(石油販売) *中東情勢の悪化により原油の供給不安と投機マネーにより価格高騰、元売りの仕切(卸価格)も続騰、小売についても転嫁。今後、当面、上げ基調で推移予想。 |
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商店街 |
商店街(佐世保市) *引き続き厳しい景況が続いているものと判断している。 商店街(島原市) *2月は特別なイベント等はなく「島原城下ひなめぐり」が開催されていて3月3~6日アーケード内で「ぜんざい」「桜餅」「甘酒」の無料配布を観光客の方々に振る舞います。 *3月3日から「島原・初市」が10日間開催される。 *商店街の景気は寒くて落ち込んでいる様で、少し暖かくなれば財布の紐も緩むのではと思われる。 |
サービス業 |
サービス業(旅館業) *入客数としては対前年比微増となった。食材及び重油等の仕入単価が上昇傾向にある。Webサイトの手数料も値上げの状況にあり、収益状況は必ずしも好転していない。経営の先行きは不透明のままである。 サービス業(飲食業) *ランタンフェスティバルにおいて飲食と物販とでは差が出てきている。飲食はほぼ前年並を確保しているが、物販は集客ダウンもあり、前年比5~10%ダウン。 *また、物を買わない傾向が強まっている。 |
建設業 |
建設業 *公共工事の削減・景気低迷による民間工事の減少の状況で、更に政治混迷による政策不安や国の本年度補正予算もこれらからという、建設業界にとっては不安材料ばかりそろっている。 *地方行政においては、地域の景気雇用対策を重点に取り組む姿勢を示されておりますが、地方建設業界にとって、いま目の前の問題である、入札制度・工事予算価格低下などの諸問題も見直して頂きたい。 |
運輸業 |
運送業 *年度末というのに仕事量が例年より少ない。軽油の上昇が激しく収益悪化。運賃の上昇はなかなか望めそうにもない。厳しい状況が続きそうだ。 貨物運送業 *最近の産油国の政治の混乱で石油価格が不透明の部分が多く、運送業界も落ち着きがない。荷の動きも若干増加してきたが油の値上げが毎月通知されてくる。世の中、日本の政治もどうなる事が本当に心配する事ばかり。各社が自社経営の節約努力に努める毎日だ。 |