食料品 |
味噌醤油 *前年並を維持している企業もあるが、組合全体としては人口減少や少子高齢化に加え、1人当たりの使用量減少により売上、収益とも厳しい状況が続いている。 水産加工品製造業 *大震災の影響で、代替需要が増。売上が増加した。 酒類 *課税移出数量は、清酒が前年同月比95.2%、本格焼酎は88.2%、全体では90.1%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比98.9%、本格焼酎は102.7%、全体では102%であった。 |
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繊維・同製品 |
繊維・同製品 *重油並びに綿製品等が高騰し採算が合わない状況。 |
印刷 |
印刷 *相変わらず厳しい状況が続いている。 |
窯業・土石製品 |
陶磁器 *3月11日震災後に、受注商品のキャンセル発生が多く聞かれ、新たな企画の提案の依頼が少なくなった。 セメント *売上は前年比46.7%減。震災後建築資材が不足の為、建家が15~30日遅れがちで、その分工事が先送りとなり、売上が落ち込み、まだ当分続くものと見られる。 生コンクリート *毎年実施しているコンクリート品質管理監査が、5月~6月にかけて生コン工場にて行われる。 *生コンの出荷状況は依然として減少傾向にあり、回復の兆しも見えていない。 |
鉄鋼・金属 |
金属製品製造業 *一部の組合員は火力発電所の増強によるガスタービン関連の部品、並びに発電機等の増産により一時的、又、短納期であるが仕事量も増加している。但し、受注価格は依然厳しい。 |
一般機器 |
一般機器 *受注はここ数カ月少しずつではあるが増加しているが、受注単価が相変わらず厳しく利益は横ばい。震災にて景気回復が後退するのではとの報道もあり心配である。 一般機器 *全般的に操業度より動きが出始めている。但し、東北大震災の動向を見守っている。 |
輸送機器 |
輸送機器 *東日本震災復興事業に絡み、製鉄所火力発電所関係部品の発注が増えつつある。 |
その他製造業 |
畳製造業 *廃業する人、組合を脱会する人が増えた。 *一般消費者の買い控えの為か注文が無い。 |
卸売業 |
卸売業 *最近の売上高の比較では、前年比食品部会の落ち込みが目立つ。とりわけレストランや旅館、ホテル向けに食材の販売をしている業者が苦戦している。 |
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小売業 |
電気器具販売 *東日本大震災で後半は資エネ家電品の問合せが多くなった。従来から家電製品は資エネタイプを発売しているので、特に冷蔵庫、エアコン、LED照明をお勧めしている。夏場にかけて資エネ製品への買い替えに営業を入れたい。 青果物販売 *依然として、福島原発事故の終息に目途がたたない。景気の低迷、消費者心理の悪化が見込まれ、取扱高の減少に繋がった。4月期分の青果物取扱高は、前年同月比92.6%であった。 鮮魚介販売 *4月になって輸入品の冷凍物の価格が高くなった。 食肉販売 *自粛ムードの続く中、先の見えない状況に大変不安があったのだが、結果だけを見れば特筆すべき事項はなかったのに横ばいであった。当然、右肩下がりの業況を予測していただけに横ばいだったというのは想定外で、さらに来月の業況に期待が持てるし、連休の動き次第では大きく変化しそうである。「横ばい」良しとするような現状では寂しい限りであるが、いかんせんこれが業界の今の真の姿である。 鼈甲製品販売 *売上高は商品売上が増、材料売上が減少。 *収益は利益率低下の為減収。4月は震災の為大幅な減収の見込み。 石油販売 *震災の影響もあり、減販、又元売値上げ分の小売転嫁も不十分で、経営圧迫の原油価格の高水準による値上げ基調は変わらず。 |
商店街 |
佐世保市 *東日本大震災の影響も加わり沈滞ムードが増幅し、厳しい景況が継続している。 諫早市 *東日本大震災の影響か、先行き不安とかで消費自粛の様な事が起きていると思われる。又、各団体などの行事、特に旅行など全てが中止になっており、その事も消費の減退に繋がっている。 島原市 *「一番街まちなか子育てステーション」市の委託を受けH22年7月から2年目を迎える。子育てに関する悩み、介護、など家庭における悩み事などを話し合う場として利用してもらっている。この計画はH24年3月迄続けられる事になっている。 *6月から空き店舗を利用し観光物産も売る「お休み処」を作って観光案内所を運営する計画でいる。この計画も市の委託を受けて行うもの。「まちなか観光応援隊事業」を進めている。 *景気の動向はあまり良くないが、今年のゴールデンウィークは消費者が出かけないで商店街で過ごしてもられば少しは賑わうかもしれない。 |
サービス業 |
自動車整備 *前年より入庫台数、売上が増加(理由不明)。 旅館業 *早く日本列島安全宣言がされなければ外国人旅行者が来ない。 旅館業 *当地の場合、横須賀基地からの米軍関係者の宿泊が増加し、稼働率が向上する結果となった。しかしながら、従来のビジネス客及び特に外国人観光客の宿泊は前年を下回ったものと思われる。今後の景況感により中期的には稼働率は低下するものと思われる。 飲食業 *引き続き、震災の影響で、歓迎会需要減及び観光客、修学旅行キャンセル等で前年比5~10%減。 *5月のGW、修学旅行への影響が心配。 |
建設業 |
建設業 *公共工事の大幅な削減、また景気低迷による民間設備投資の減少により、受注競争が更に激化し、低価格受注が日常化している。特に、民間の建築工事においては、県外業者の進出により価格競争が激しく、地元業者では太刀打ちできない状況にある。土木工事も公共工事削減の影響で、受注減を余儀なくされており、総工事高も減少の一途をたどっている。 *今後、東日本大震災の影響で、国の公共事業費の被災地優先配分、また建築資材不足や価格高騰により、地方建設業界は更に厳しい状況になると予想される。 |
運輸業 |
運送業 *新年度に入り、土木関係等の仕事が減少、売上減少。青果物も天候不順で出荷が遅れている。軽油も上昇している。今年度も厳しい状況が続きそうだ。 |
貨物運送業 |
貨物運送業 *最近の荷の動きはそれなりに動いているようだが、機械類など製品分野で専門的に作っておられる所は荷の動きは良い方です。又、災害地向けの設備、機械も出荷されはじめてきているが、ここにきて軽油の価格が大幅に上がっているので経営上苦しくなっている。 |