経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界の48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
*天気図の見方:各景況項目について「増加」又は「好転」との連絡を頂いた業種割合から「減少」又は「悪化」との連絡を頂いた業種割合を引いた値をもとに作成しました。その基準は次のとおりです。
快晴:30以上 晴れ:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下
5 月 期 景 況 天 気 図
天気図
5 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味噌醤油
*依然として厳しい状況が続いている中で、5月の売上高が前年並みや前年をオーバーし回復の兆しが出てきた企業もあり、今後は組合全体としての売上高と収益の回復が望まれる。

水産加工品製造業
*東日本大災害の影響で注文が増え、加工場は休日勤務や残業を増やして生産を増やしている。

酒類
*景況低下は産直店等の出店の影響が大である。

酒類
*課税移出数量は、清酒が前年同月比102.5%、本格焼酎は89.2%、全体では92.9%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比93.3%、本格焼酎は103.5%、全体では101.6%であった。
繊維・同製品 繊維・同製品
*地震の影響で物が売れなくなり受注が減少。

繊維・同製品
*業種によっては取引が増えている所もあるが、中国向けが国内に戻っているので低価格である。
印刷 印刷
*資材等の値上げもありますます厳しい状況となっている。
窯業・土石製品 セメント
*売上は前年比14%減。4月に続き資材不足でこの分だとまだ工事が遅れ完成できない状況。

生コンクリート
*早速、震災の影響が出始めたのか、前年同月比で約20%の落ち込みとなっており、先行きが非常に不透明な状況となっている。
鉄鋼・金属 金属製品製造業
*受注環境は依然厳しい状況である。又、震災の影響により火力発電所の増強によるガスタービン関連の工事量が増加し、一部の組合員企業は短納期で多忙であるが受注価格は厳しい。
一般機器 一般機器
*長い不況のトンネル脱出も間近いかと思われる昨今ではあるが、受注が増えたが相変わらず受注単価は厳しく、その上震災後は短納期の製品が増えた。厳しい単価の上に納期対応にて残業でますます利益が出ない状況になっている。

一般機器
*全般的に期首は発注が遅れ気味ではあるが今期は特に少ない。震災の影響か。
その他製造業 畳製造業
*畳表、畳床等の値上げ(災害便乗値上げか?)。畳表等の材料不足。
小売業 電気器具販売
*省エネブームで家電品もお客様の見る目が厳しい。特にエアコン、冷蔵庫は消費電力低下を強くPRできる。今夏は展示会での売上をこれらで押し上げられることが期待できる。

青果物販売
*H23/5月分の青果物取扱高は、依然として価格安のため、取扱高減が続いている。前年同月比88.7%と低調であった。

鮮魚介販売
*中国船が資源保護のため8月末日まで禁漁に加え、日本の唯一の底引船山田丸が8月盆前までドック入りで入符なし、東北の災害で入符なし、輸入品も値上がりしている。

食肉販売
*富山、福島両県で発生した焼肉店での集団食中毒事件により直後からの消費者の買い控えが顕著になり、売上が減少した。その後、回復はしたものの食肉に対する不信感は完全に払拭されていないようである。特売等のイベントを開催しても今ひとつ売れ行きが良くない。客数、買い上げ点数、単価共に減少気味である。

鼈甲製品販売
*今回の東日本大震災の影響を受け、4月、5月と末端での売上が不調である。特に、デパートの売上においては徐々に回復傾向にあるものの関東地区を中心とした大手百貨店での売上減は業界にとってかなり厳しいと思われる。

石油販売
*需要低迷の中、価格競争が激しく市況のじり安が続いている。販売店のマージン悪化が目立つ。
商店街 佐世保市
*景況は引き続き厳しい状況が継続している。

島原市
*中堀町商店街では、市の「島原市緊急雇用創出事業・まちなか観光応援隊事業」の委託を受け、空き店舗を利用し、「まちなかお休み処・なかほり」と看板を掲げ6/5オープン予定。50㎡の広さに机、椅子を準備し観光客や地元の人達とコミュニケーションをとる計画として準備中。また、販売台を設け島原の観光土産品や商店街の有名品の宣伝販売を試みる計画を立てている。(この事業は平成24年3月までの単年度事業)
*商店街の活気は大震災前にように平常に戻ってきた様に見える。
サービス業 自動車整備
*対前年比マイナス。事故車入庫減少。

旅館業
*修学旅行が少しずつ増加している。

旅館業
*4月に続き米軍関係の宿泊が対前年比増となった。震災の影響で激減していた海外からの観光客も戻りつつあるが、価格は下落傾向にある。夏の電力調整の対応と共に不透明な先行き感がある。

旅館業
*5月の売上は対前年同月比3%のマイナス。3・4月に比べればマイナス幅は小さくなったがGWの日並みが良かった為で、宿泊の回復まではいっていない。東日本大災害やその後の福島原発問題で、旅行・観光客が東日本から西日本・九州にシフトしているので、夏休み頃からの回復に期待したい。

飲食業
*GWは飲食店は前年比プラス5%、物販店は前年比▲7~10%。
*修学旅行生が震災の影響でこちらに流れて来ているようで全体として前年比プラス5~10%の模様。
建設業 建設業
*東日本大震災の影響で、公共工事発注が進んでおらず、また建築資材の価格高騰や品薄状態が出ている。ただでさえ、過当競争で低価格受注が日常化している中で、建築資材の価格高騰等は痛手であり、工期にも大きな影響がある。

建設業
*前年度4月5月に比べると、組合資材の販売、工事の組合受注が激減している。激減していることは、組合員に仕事が無いと云うことである。
運送業 運送業
*5月に入っても荷動きがよくならない。特に土木関係の仕事が最悪である。経費である軽油価格も高どまっていて、収益は悪化が続きそうだ。今年度は大変厳しい状況が続きそうだ。
貨物運送業 貨物運送業
*前年同期より仕事量も増加してきている様だ。東日本災害の物資、復興への資材、機械等も少量ではあるが動いている。又、油の値上げも上がったきりで下がることはない様だ。運送業者も油の価格次第で経営が左右されるので油の価格に対して一喜一憂する毎日だ。

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