食料品 |
味噌醤油 *前年並みを維持している企業もあるが、組合全体としては今月も厳しい状況となっている。現在も人口減少及び1人当たりの使用量減少が続いており、さらに原材料の値上げ等で売上、収益ともに厳しさが増すと思われる。 水産加工品製造業 *水産加工品への需要は大震災後着実に増加しており、設備操業度は上昇している。但し、ここにきて原料の水揚げが少ないため、原料不足と価格上昇で収益は向上していない。 *冷蔵庫関係は操業度が低下し厳しい経営となっている。 酒類 *課税移出数量は、清酒が前年同月比101%、本格焼酎は100.4%、全体では100.6%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比91.7%、本格焼酎は104.3%、全体では102.4%であった。 |
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繊維・同製品 |
繊維・同製品 *時節柄受注は多いが人員不足である。 *一時的であり長続きする要因は無い。 |
印刷 |
印刷 *売上高減少、材料費値上げなど経営悪化の状況が継続している。 |
窯業・土石製品 |
セメント *売上はわずかに増えたがどうしても利幅が少なく資金繰りが大変。 生コンクリート *公共工事の減少に歯止めがかからず本年度も前年度を下回る見通しで、出荷も国体・新幹線関連が主力となっており、出荷に地域格差(特に離島関係)深刻な状況となっている。 |
鉄鋼・金属 |
金属製品製造業 *受注環境は好転の兆しなし。厳しい状況が続いている。特にボイラ工事関連の仕事量の減少が顕著である。更に受注価格も厳しく採算も悪い。 |
一般機器 |
一般機器 *円高、ギリシャ問題等外的要因による大企業等の海外移転にともなう受注単価引き下げ要因等によりコスト割れを起こしている。 |
その他製造業 |
畳製造業 *個人客が増加したように思える。 |
小売業 |
青果物販売 *H23/10月期分の青果物取扱高は、前年同月比88.2%と大幅なダウンとなった。前年は猛暑の影響により野菜、果物が異常に高値となり商品減の単価高で推移したが、今年度は商品増単価安で推移し前年割れとなった。累計でも前年対比マイナス7%の93.0%となっている。 鮮魚介販売 *円高と言うのに輸入品の価格が上昇している。エビはタイの水害で高くなり、赤魚、カレイ、塩サバも高くなった。東北でカツオの入荷が無く高い。 食肉販売 *今月より、生食用牛肉の販売ができなくなったことで、予想以上の混乱が生じたようである。売上シェアからすると僅かなものであったはずだが、いざその売上が全くなくなってしまうと思ったよりも影響は大きい。更に今まで販売できていた物ができなくなったという精神的なショックも大きい様だ。総じて、元気が無い。牛肉の卸相場は九州地方は全国的な影響で相変わらず高値であるが、幸い他の畜肉については下落した。現状では唯一の救いである。しかしながら売れ行きは鈍いようだ。ほとんどが前年同月売上は減少で、その数値は決して小さくない。 鼈甲製品販売 *前年同月比101.27% 売上は回復傾向。 石油販売 *原油価格については100ドル/バーベル(ドバイ原油)を超える水準で推移しているが円高によりやや安定した製品(ガソリン)価格を維持。 |
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商店街 |
佐世保市 *景況は引き続き厳しい状況が継続している。 |
サービス業 |
自動車整備 *車検入庫減少 旅館業 *宿泊者数は微増ながら販売価格の低下及び経費の増加により収益状況は悪化している。特に食材及び原油の価格上昇が今後の懸念材料である。 旅館業 *10月の売上は対前年同月比5%のプラス、金額で300万円の増加。月の前半は低調だったが、後半の連休で客足が伸びた。11月は紅葉シーズンのピークであり、さらに来客の増加を期待したい。 飲食業 *おくんち期間中は前年比プラス5%であったが、週末雨が続いた事、修学旅行生も購買に結びつかない傾向があり、全体では前年比マイナス5~10%の状況。 |
建設業 |
建設業 *公共事業費5%留保解除の効果は、これまでに公共事業費が大幅に削減されており期待薄である。景気低迷による民間設備投資も低調で厳しい状況は変わらない。 管工事 *10月末1社退会(営業所廃止の為) |
運輸業 |
運送業 *10月は青果物(みかん)が始まったが、不作で例年より量が少なく売上減少。軽油も上昇してきて経費上昇。厳しい状況が続いている。 貨物運送業 *昨年の今頃に比べ油が値上げになっているが、その後の価格が下がらずに高止まりのままである。荷の動きは運ぶ業種によって差があり、建築関係の方は動きは良好になっている。又、油の値上げの通知がきているので若干心配な面がある。 |