食料品 |
味噌醤油 *組合全体として11月は売上、収益面共に厳しい状況となった。醤油、味噌の消費量減少が続く中での原材料価格の上昇もあり、景況悪化が懸念される。 漬物 *11月期の原菜価格が安値で安定したにも関わらず、実績を好転させるまでには至らなかった。 酒類 *課税移出数量は、清酒が前年同月比96.4%、本格焼酎は101.1%、全体では100%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比91.7%、本格焼酎は103.6%、全体では101.9%であった。 |
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繊維・同製品 |
繊維・同製品 *小売店の低迷により受注が減っている。 |
印刷 |
印刷 *売上高減少の状況は続いており、明るい状況が見出せない。 |
窯業・土石製品 |
セメント *相変わらず施工は増加しても利幅が少ない。 生コンクリート *11月に来てやっと前年度出荷数量の半分を達成した。このままの出荷の状態でいくと今年度の出荷実績は最悪になる恐れがある。 |
鉄鋼・金属 |
金属製品製造業 *組合員により受注状況、生産高のバラつきはあるものの、依然として先が見えない状況が続いている。 |
一般機器 |
一般機器 *震災復興予算の順次成立及びタイ洪水の収束等により間接的に見積物件が増加、短納期品の受注を得ているが、低価格対応に苦慮。 |
その他製造業 |
畳製造業 *個人客が昨年と比べ増加。 |
小売業 |
青果物販売 *H23/11月期分の青果物取扱高は、前年同月比85.1%と前年と比べると低調であった。前年は夏場の猛暑の影響が青果物の生育に及び、野菜、果物、総じて高値であったため、取扱高が異常に増加したものであった。11月期は前年と比較すると大幅に落ち込んではいるが、ここ4~5年の通年通りの取扱高には達している。 食肉販売 *消費が減退したままで売上のなだらかな右肩下がりに歯止めが効かない。一旦縮小してしまったマーケットの拡大はなかなか困難である。月中、様々な関連イベントが開催され消費の促進に一役かったものの、当然ながら、一過性のもので現実に戻れば厳しい状態に変わりはない。若干、業務用卸売りの方にいくらか動きが見える程度で、最需要期である12月に寄せる期待が高まっているようである。 鼈甲製品販売 *前年同月比86.91% 再び減少傾向。 石油販売 *原油が高水準で推移している一方、販売の伸び悩みで店頭での値上げがなかなか進まず、利益幅減少、厳しい経営状況が続く。 |
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商店街 |
佐世保市 *引き続き景況は厳しい状況が継続している。 *11/17からきらきらフェスティバルを開催(12/25まで) 島原市 *「エレナ一番街店」は24年2月をもって閉店することになり、この事は一番街商店街引いては隣の万町商店街、中心市街地には多大な影響が出るものと危惧している。 |
サービス業 |
旅館業 *11月の売上は対前年同月比マイナス6%、金額で約500万円の減。トップシーズンの減少は大変厳しい。高速道路の上限1000円が廃止になったのも一つの要因で個人客が減少している傾向がある。春・秋の行楽シーズンや春・夏・冬の学校が休みになる期間中の高速道路の割引復活を望む。 飲食業 *一般客、修学旅行共に低調で前年比5~10%マイナス。 *忘年会の予約状況も悪い。 |
建設業 |
建設業 *2014年長崎国体開催に向けた競技施設の建築工事があるものの、それを除けば公共工事量は総じて削減されている。民間工事受注にシフトを映すが、県外業者及び他社競合で低価格競争が常態化している。そのため、安値受注・仕事量不足で若手を雇用し、建設技術者の人材育成などを行う余裕のある企業は少なく、建設技術者の高齢化が進んでいる。 |
運輸業 |
運送業 *11月に入り青果物が動き出してきたが、不作で量が減少、売上減少。軽油もまた上昇してきて経費は上昇。厳しい状況が続いている。 貨物運送業 *前年同月期と比べれば、最近3カ月程度前から燃料代の値上げが続いている。それも一回の値上げ幅が大きいのでキロ当たりの売上が苦しく採算ベースを割る場合もある。仕事量は震災の復興関係資材で稼働は増えているが、今後の燃料費の動向に左右されると思う。 |