食料品 |
味噌醤油 *前年並みを維持している企業もあるが、組合全体としては1月も厳しい状況が続いている。消費量の減少が続く中、売上高や収益面のアップには新商品や高付加価値商品等による新たな需要の開拓への取り組みが本年度重要課題である。 水産加工品製造業 *前年に比べサバの水揚げが少なく、原料高となったので加工コストが上昇し収益が低下した。 *冷蔵庫は保管量が少なく厳しかったが、1月にサバが少し獲れて保管量が増加した。 酒類 *課税移出数量は、清酒が前年同月比92.3%、本格焼酎は106.1%、全体では100%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比87%、本格焼酎は105.3%、全体では102.7%であった。 |
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繊維・同製品 |
衣類 *小売不振による受注減。 |
印刷 |
印刷 *厳しい状況には変化がなく、全体の景気がよくなるまでは難しい。 |
窯業・土石製品 |
セメント *1月はハウスメーカー以外の個人分の施工が少なかった。 生コンクリート *出荷状況の改善は見られず、非常に厳しい状況が続いている。このままの状態でいけば、年度末までの出荷数量は過去最悪となる事が予想される。 |
鉄鋼・金属 |
金属製品製造業 *全体としては厳しい状況が続いている。特にボイラ関連の仕事量が減少している。歴史的な円高は大企業の海外調達の比率を高め加速している。 |
一般機器 |
一般機器 *円高は止まらない。海外での展開の為東南アジア(中国除)視察等積極的に行動し状況把握したい。 |
その他製造業 |
畳製造業 *例年通り、畳業界は1月2月は暇です。 |
小売業 |
青果物販売 *H24/1月期分の青果物は、強い寒気の影響により果物では苺、みかんが相場高、野菜も大根、きゅうり、葉物野菜をはじめとして総じて高値で推移したため、取扱高は前年同月比112.8%と上昇した。H23/4月からの累計も95.2%と若干盛り返してきている。2月期も1月期の傾向が続き、高値で推移していくと予想している。 食肉販売 *昨年末の反動で月初より消費が鈍く、低調な滑り出しであったが、中旬よりやや上向き加減に転じたようだ。さらに後半は15日間開催される冬のイベントの日程も縮み一般消費も業務用の販売も活発に推移したようだ。しかしながら組合員でまちまちではあるが全体的にみると売上的には微増といった所が多かったようだ。来月はその影響がどういった形で出てくるのか懸念される。 鼈甲製品販売 *前年同月比65.25%。 石油販売 *中東情勢の不安定要素の中、原油価格も高止まりしており、製品価格は基調的には上げの様相。 |
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商店街 |
佐世保市 *景況は引き続き厳しい状況が継続している。 *1月2日の初売りは、例年通り大部分のお店が早朝(3~4時頃)から開店し開催した。早朝の出足は例年より鈍い状況であったが、夕方まで終日人出が絶えず、最終的には例年並みの人出であった。 島原市 *商店街内の大型スーパー撤退が決まり、次の入店も決まっていない。現状においての悩みは人通りの減少。 |
サービス業 |
旅館業 *上海からのお客様を期待している。 旅館業 *組合員1社廃業の為脱会。 *地元中小零細企業にとっては事業や設備に投資する事が極めて困難な状況が続いている。 旅館業 *1月売上は対前年同月比101%でどうにかプラスであったが、円高の為商品の仕入れ値が上がっており、実質は若干のマイナスになっている。2月の予約状況も厳しく、月末の資金繰りが苦しそうだ。 飲食業 *ランタンが1月スタートで、単純比では前年より増加。但し、ランタン15日間で見ると、雪、雨の影響もあり前年10%以上のダウン。 |
建設業 |
建設業 *地方公共工事関連予算が縮小されるなか、民間設備投資も減少しており、復興工事の本格化に伴う予算配分が、地方公共工事にどの程度影響を及ぼすか不透明であり、地方建設業者は不安を抱えている。既に、一部建設技能労働者が不足している状況であり、今後建設資材の調達(価格や納期)に影響が出るのは必至とみている。 |
運輸業 |
運送業 *1月もなかなか売上が上がってこない。特に土木関係の仕事が減っている様だ。例年、年度末にかけて損益が改善してくるが、今年は厳しい様だ。 運送業 *建築関係の資材の動きが活発になってきた。東北方面への復興資材の搬入が多くなってきた。日毎に復興計画が整ってきている事が感じられ、今後の車の動きも増加するものと思う。しかし、燃料代の値上げの動きが月毎に変化して安定してなく不安もある。 |