食料品 |
味噌醤油 *前年オーバーや前年並みを維持している企業もあるが、全体的には厳しい状況に変わりはない。新たな需要の開拓の為には、販売エリアの拡大をはじめ、新商品の投入等による顧客確保も必要である。 水産加工品製造業 *加工品の需要は震災後1年経過して微増の状態に売上が落ち着いてきたが、サバの加工原料の水揚げが少なく、魚価が高かったこと、他の魚種も西日本の魚が買われて魚価高になっており、経営的には採算が悪化し、厳しくなってきた。 *冷蔵庫も凍結原料が少なく低調であった。 酒類 *課税移出数量は、清酒が前年同月比100%、本格焼酎は107.6%、全体では105.3%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比92.1%、本格焼酎は106%、全体では103.9%であった。 |
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繊維・同製品 |
繊維製品 *業種によっては在庫過多な所もあるが、生産性が低く採算が悪い。 |
印刷 |
印刷 *例年だと3月は増加となるが、今年も期待したい。 |
窯業・土石製品 |
セメント *ハウスメーカーの仕事は決算前で増加。利益率は思ったより悪かった 生コンクリート *1月2月と何とか前年比100%の出荷実績となっているが、出荷の落ち込みを補填するまでには至っておらず、23年度は過去最低の出荷実績となりそうである。 |
鉄鋼・金属 |
金属製品製造業 *受注環境、採算とも厳しい状況である。依然としてコストダウンの要請は続いているが、このような中で一部の組合員は仕事量が増加してきた所もある。但し、受注価格は非常に厳しい。 |
一般機器 |
一般機器 *円高等の影響による受注減、先月と比べると2社多い4社となっている。 |
輸送機器 |
輸送機器 *企業により異なるが震災特需は続いている。県下の大手造船所は受注量は増えているが部品製作は海外発注との指針が出ており、これの影響が今後出てくる。 |
その他製造業 |
畳製造業 *公共事業(県、住宅公社、市)の発注が増加して助かっている。 *安売りチラシ業者に迷惑している。 |
小売業 |
青果物販売 *H24/2月期分の野菜、果物の取扱高は、前年同月比103.9%と上回った。これは、前月1月の強い寒気が発生した折、苺、きゅうり、レタス、トマト、大根等の生育の遅れが生じ、高値で推移したためである。なお、この寒さにより、長崎特産の枇杷に甚大な被害が生じ、大幅な収穫減が予想されている。 食肉販売 *月初はイベントの影響もあり若干の動きを見せたが、月を通してみると非常に淡々とした結果であった。概ねぼちぼちという意見が大半であったようだ。今年は閏年で営業日数が1日多かったことを考慮してもそうであればたいへん結構なことで、いくらかの消費が上向き加減かとも考えられる。又、下げ止まりかとも取れる売上高以下、不変という状況で良しとしてしまう業界の現状にも逆に厳しいものがある。 鼈甲製品販売 *前年同月比86.31%。 石油販売 *中東情勢の緊迫化、金融緩和マネーの流入により、原油価格8ヵ月ぶりの高値。製品価格も当面上げ基調に推移。 |
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商店街 |
佐世保市 *景況は引き続き厳しい状況が続いているものと判断している。 島原市 *島原城下ひなめぐり実行委員会主催のこのイベントは旅館組合と島原市商店街連盟が共催となって島原城及び観光スポットに「雛飾り」をして観光客を楽しませるイベント。1/27~3/4迄繰り広げられるが、商店街も各店で「雛飾り」をして協力する。一番街では空き店舗で、甘酒、お茶、饅頭などをお客さんに振る舞うイベントを開催している。 |
サービス業 |
飲食業 *ランタンが2月は6日間のみだったので、単純前年比では大幅減。 ランタン15日間で見ても、客数減が大きく。前年比5~15%マイナス。 |
建設業 |
建設業 *公共工事の削減が続く中、競合激化のため厳しい受注を余儀なくされている。また、民間工事においては、さらにダンピング受注が横行し、採算が悪化している状況である。復興を除く公共工事は絞られ、過当競争の激化で地方建設業界の環境はさらに厳しい状況になっている。 |
運輸業 |
運送業 *2月に入って少しは荷動きは良くなったが、例年には及ばない感じだ。軽油が大幅に上昇してきて収益悪化してきている。本当に厳しい状況が続きそうだ。 貨物運送業 *昨年同期の頃と同じで建築関係の資材の動きが増加してきているので、1年間世の中平均して建築関係は落ち着き若干の上向きではないかと感じるが、燃料代が昨年より上がっており、3月からも大幅値上げの通知があり、経営が苦しくなってくる。 |