経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界より48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
*天気図の見方:各景況項目について「増加」又は「好転」との連絡を頂いた業種割合から「減少」又は「悪化」との連絡を頂いた業種割合を引いた値をもとに作成しました。その基準は次のとおりです。
快晴:30以上 晴れ:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下
5 月 期 景 況 天 気 図
天気図
5 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味噌醤油
*状況は依然として厳しいが、売上高が前年をオーバーした企業もあり、今後も売上増の継続に期待したい。

水産加工品製造業
*長崎魚市場の水揚は前年比で数量91%、金額98%。
*今年の水揚は、あじが少なく、ブリは多かった。
*価格は、東京では長崎の魚が安心安全とされており、魚価が高値安定している。
*加工の収益は、魚価が高いため減少。

漬物
*前月に引継ぎ原葉価格安定により浅漬部門が全体をカバーしている情況です。

酒類
*平成24年4月の課税移出数量(kl)は、清酒が82.5%、本格焼酎は109.8%、全体では101.5%であった。在庫数量(kl)は、清酒が95.7%、本格焼酎は102.4%、全体では101.3%であった。
繊維工業 衣類
*昨年より一段と悪化。

成年女子・少女服製造業
*縫製業は納期の短縮があたりまえになり、メーカーとの距離が遠いため輸送に3、4日必要なため2、3日での生産となり生産不可能なので受注できない事が多くなっている。
*中国製品との競合等で単価が低下、ロットの少ない製品が国内に残り、現状は低単価・小ロットとなってきている。
印刷 印刷
*いい方向に向かっているような話はなかなか聞けない状況である。
窯業・土石製品 セメント
*売上前年比48.8%増。
*4月受注分天候不順のため、多少5月にずれ込んだ事と一般の受注があり、前年よりは少し好転。

生コンクリート
*5月の出荷実績については、前年比127.1%と昨年度実績に比べると出荷は増えている。
*短期的なスパンで見ると増加傾向にあり、このまま出荷が増える状況となることに期待したい。
鉄鋼・金属 金属製品製造業
*社によってバラツキはあるが、総じて仕事量は減少している。国内大手プラントメーカーは海外調達を高めている。ある大手メーカーは組合員の製品価額の3分の1の価額で韓国に出している。
輸送機器 輸送機器
*組合員の中で業態により操業度に温度差が出て来た。
*機械加工専業のところが標準操業度に達していない。
その他製造業 畳製造業
*売上高減の上、材料費(畳表)の高騰により資金繰りで困っている。
卸売業 卸売業
*組合所有建物に賃借希望者が賃借人として組合員になれないか、組合加入できないか打診があった。
*今後当組合で検討していく方針。
小売業 青果物販売
*H24年5月期分の青果物取扱高は、前月比108.5%、前期比も104.9%と、品薄によるりんご、先行き不安によるハウス枇杷等の高値で取扱高が上昇した。
*心配された露地枇杷も意外と出荷され、農家の対応力のすごさが垣間見られた。

食肉販売
*総合的に売上・収益共に良くないが各々微減といったところか。伸びそうで伸びてゆかない。とにかく牛肉が売れない。手を替え品を替えやっているのだが、全く功を奏さない。特記事項としては、輸入豚肉の差額関税制度の大規模な脱税事件に端を発して、国内の原料相場が軒並み上昇しているが、この売れゆきの悪い中、売価への転嫁もできず非常に厳しい状況になってきている。

鼈甲製品販売
*24年4月は前年比141.3%。
*前年は震災の影響で大幅な売上減でしたので、多少戻った感あり。

石油販売
*原油相場は欧州経済の先行懸念が強まったことにより、急落状態が続いている。又為替レートが円高推移しており円建て原油コストは10週間で14円弱下がっている。
*従って小売についても値下がりが続いている。
商店街 佐世保市
*景況は引続厳しい状況が継続している。

諫早市
*消費不況の為、一社倒産商店が発生した!

島原市
*24年度も島原市の委託を受けて①「まちなか観光応援隊事業」と②「まちなか子育て支援事業」が引き続き行われます。
*スタッフの入れ替えが済み現在は事業を展開中です。①のスタッフは2名、②のスタッフは3人体制です。25年3月31日で終了です。
サービス業 旅館業
*5月の売上げは対前年同月比1.5%のプラス。しかし、6月の前半が非常に厳しく前年比はマイナスになりそうな状況。

飲食業
*GWの人出が、前年より目に見えて減っており、発表される観光客の数字には違和感を覚える。
*単価下落及び前年よりも修学旅行生も減っており、前年比で5~10%売上ダウン。
建設業 建設業
*長崎県の公共工事発注額は、前年比約▲30%と大幅に減少しており大変厳しい状況であります。
*民間工事においても、他県業者が参入し受注競争が激化、このためダンピング受注を余儀なくされ、組合員の経営環境は更に厳しくなってきております。
運輸業 運送業
*5月は青果物が例年通り出荷された。
*しかし、その他の荷動きが悪く売上は減少した。
*軽油等の経費は高止まっている。
*厳しい状況が続いている。

貨物運送業
*前年同期より仕事量は若干増えてきています。長崎の地場産業の機械類や電機空調製品の受注があり東北方面への出荷が続いています。
*軽油の価格も今の所、高どまりの状態です。経営的にも苦しい昨今です。

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