経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界の48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
*天気図の見方:各景況項目について「増加」又は「好転」との連絡を頂いた業種割合から「減少」又は「悪化」との連絡を頂いた業種割合を引いた値をもとに作成しました。その基準は次のとおりです。
快晴:30以上 晴れ:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下
8 月 期 景 況 天 気 図
天気図
8 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味噌醤油
*状況は依然として厳しいが、販売エリアの拡大や新商品の投入により売上げ、収益を伸ばした企業もある。
*新たな市場開拓への取組みがさらに求められる。

水産加工品製造業
*8月は台風の影響で水揚が少なく(前年比72%)、加工場の操業や冷蔵庫の保管量も落ち込み大変厳しかった。

漬物
*8月に札幌市の浅漬製造業者の製品から腸管出血性0157で食中毒が発生したことにより業界全体が大打撃を受けています。しかし其の他の全国の浅漬メーカーからは発生していません。勿論、漬物製造衛生規範を日ごろより重視し製造しているからです。

酒類
*平成24年7月の課税移出数量(kl)は、清酒が101.3%、本格焼酎は98.9%、全体では99.4%であった。在庫数量(kl)は、清酒が92.7%、本格焼酎は102.6%、全体では101.1%であった。
繊維工業 成年女子・少女服製造業
*設備投資をしたくても資金繰りが難しく、各社古い設備を使用している。
*今後、新しい設備投資が必要となる。
印刷 印刷
*材料費は高く、売上の単価は低く、量も少ない状況が続いている。
窯業・土石製品 セメント
*売上前年比21.3%増。前月比28%増。
*相変らず競争が激しく、利幅が少ない。又、天候に左右された。4月~8月まで毎月マイナス(利益)。

生コンクリート
*ここ2か月間、出荷の前年比が80%台に落ち込んでおり、9月の出荷が前年を下回れば上半期は出荷が前年割れとなることが予測される。
鉄鋼・金属 金属製品製造業
*昨今の円高により、大手プラントメーカーの受注が減少している。従って、商談の減少。
*国内電力会社のメンテナンスの仕事が無い。(稼働している火力発電など止める訳にはいかないので。)
*同上の理由により、先行き厳しい状況にある。
輸送機器 輸送機器
*県下の造船関連の動向について日銀長崎支店と当組合関連組合員との情報交換を行ったが、今後、量・価格共相当厳しい状況であることの認識で一致した。
その他製造業 畳製造業
*忙しい店と、ヒマな店との差が生じて来ているようだ。
小売業 青果物販売
*H24年8月分の青果物取扱高は、前年同月比101.8%。4月からの累計でも101.5%と少し上昇した。
*北海道でO157による集団感染が発生し、白菜の浅漬けが原因とされた。消費者と直に接する食品業界の一員として、細心の注意を払って販売に取り組むことが必要である。

鮮魚介販売
*毎年のことで夏場は魚の入荷が少ないが、8月は台風と月夜間(ツキヨマ)で大変少なかった。

食肉販売
*業界を取り巻く環境も落ち着きを取り戻して、仕入・販売等にも特筆すべき点も見当らないし、又、従来の低調な流れも変わらない。季節需要も逆に天候に恵まれ過ぎて、不振に終わったと言うような声も聞かれるし、そこそこ動いたと言う声もあり、まちまちである。各々期待通りの結果は残せていないようだ。やはり、消費は、なだらかな右肩下がりで連続して推移していると言うのが大方の意見である。昨年の実績と対比させると、昨年が良くなかっただけに数字とすれば変化はなかった。

鼈甲製品販売
*24年7月は前年比111.72%。

石油販売
*ドバイ原油110ドル/バーレルと約3カ月振りの高値水準。
*ガソリン仕切(卸価)も約10円程度上昇。
*小売も転嫁中であるが、需要低迷、競争激化により、被り発生。
商店街 佐世保市
*景況は引続き厳しい状況が継続している
*7/1~8/12に新規事業としてアメリカンタウンフェスティバルを開催。イベント中心の事業を行ない、来訪者の増加に努めた。また、7/21~8/5まで抽選券付売出を開催。抽選券の発券は、前年並であった。

島原市
*土曜夜市も終わり、9月は「島原不知火まつり」の準備に入りますが、特別商店街のイベントは計画されていません。
サービス業 自動車整備
*離島地区にあっては、公共事業の減少により需要が減少している傾向がある。

旅館業
*8月売上げは対前年同月比91.5%、金額で約560万円の減少。6・7・8月連続のマイナスとなり、運転資金等がタイトな状況になっている。特に、個人客の動きが鈍いのが気になる。大増税の政策により、個人消費者が自己防衛に入っている傾向がある。

飲食業
*夏休み期間中の人出、特に、お盆期間中の人出が大幅に落ち込んでおり、前年比10~15%ダウン。
*8月15日は、雨だった昨年よりも更に人出減が大きく、午後3時頃には観光客がまばら状態。
建設業 建設業
*前月より悪い状況である。公共・民間工事とも低調で、受注競争は更に激化し、先の見通しができない状況にある。公共工事量においては、建築土木工事とも前年比減少し、特に、建築工事においては半減している状況で、当組合で取扱っている公共工事資金調達に関連する事業でも、前年比▲36%と大幅に減少している。
運輸業 運送業
*例年通り8月は、売上が減少しました。特に、土木関係の仕事がなかなか上向いて来ない。
*軽油が原油高で上昇し始めて来て経費は上昇。厳しい状況が続きそうだ。

貨物運送業
*前年同期と比べれば、若干の荷の動きは増して来ました。特に、東北地方行きが多くなって来ました。建築資材、空調関係機械等です。今後、政府の復興計画が早急に整う事を願います。又、油の価格も上り困っています。

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