経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界の48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
*天気図の見方:各景況項目について「増加」又は「好転」との連絡を頂いた業種割合から「減少」又は「悪化」との連絡を頂いた業種割合を引いた値をもとに作成しました。その基準は次のとおりです。
快晴:30以上 晴れ:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下
1 1 月 期 景 況 天 気 図
天気図
1 1 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味噌醤油
*11月は売上高及び収益面の厳しい状況に変化はないが、前年オーバーや前年並を維持している企業もあり、組合員全体の売上、収益面の回復が望まれる。

水産加工品製造業
*魚の水揚は前年並みであったが、魚価は約11%高く、製品の販売価格は、消費低迷の中値上げ出来ず、売上は落ち込み経営的には厳しくなって来ている。

漬物
*我が業界では、1ヶ年間を通し、業績が前年比を上回る事が出来なかったようである。来年こそは全組合員が業績の回復に努力して参ります。

酒類
*平成24年10月の課税移出数量(kl)は、清酒が114.1%、本格焼酎は105.7%、全体では107.7%であった。在庫数量(kl)は、清酒が83.7%、本格焼酎は106%、全体では102.8%であった。
繊維・同製品 成年女子・少女服製造業
*10月と同じ実情である。
印刷 印刷
*厳しい状況は相変わらず続いており、今年こそ12月に期待したい。
窯業・土石製品 セメント
*売上は前年比変わらず。
*ハウスメーカーの分減少の傾向にある。
*1~2月は約半分の施工の予定で、下り坂になるようである。

生コンクリート
*民間需要に助けられ出荷実績が増加傾向にある。地区別に出荷をとらえると格差があり、全体的な底上げには至っていないと思われる。
鉄鋼・金属 金属製品製造業
*受注環境は大手プラントメーカーの受注減少及び電力各社の経営悪化に伴う、設備投資の抑制、メンテナンス等の補修工事の節減により、受注量が減少し、非常に厳しく最悪の状況である。
輸送機器 輸送機器
*県内の大手、中手造船会社から大幅な価格値下げの要請があっており、これはこのまま受入れられないレベルである。
その他製造業 畳製造業
*原材料、副資材の値上りにより、収益が悪化している。
小売業 青果物販売
*H24年11月分の青果物取扱高は、対前年同月比101.2%で、青果物の生育に影響を及ぼす災害、気象の激変等も余りなく、又、格別な消費の盛り上がりもなく、前年並みの数字で推移した。4月からの累計では、98.2%と前期までにはあと一息である。

鮮魚介販売
*例年に比べ入荷量が少なく、市場に活気が少なかった。

食肉販売
*当月も売れ行きに関しては、特記すべき点はなく、相変わらずの低調さで推移している。当然、原料の枝肉相場も中旬迄は低迷しており、仕入面でのメリットは少なからずあったようだ。月中、商店街や市場等においては、イベント等も開催されたようだが、いずれも期待していた効果は薄く、消費マインドの低下が目立った。
*下旬からは需要期に入ると共に枝肉相場もジリジリと回復し、利益面での圧迫感も出つつあり、価格調整に頭を悩ませているところである。

鼈甲製品販売
*24年10月は前年比93.98%。

石油販売
*原油コストの上昇(円安その他)により若干の仕切値上げとなっている。
*灯油も季節的要因により上昇傾向にある。
商店街 佐世保市
*景況は引続き厳しい状況が継続している。

大村市
*11月24日に大村市中央商店街の74店舗が参加して”100円笑店街”と銘打って、第2回の集客イベントを行った。前回よりも集客効果は見られたが、本来の目的である各店の通常商品の売上UPには思ったようにはいかなかったようである。

島原市
*この4、5年、毎年11月は低調の様な気がする。
*12月は来年の景気を占う意味で好調であってほしい。島原市商店街連盟では市内6商店街が各商店街の特徴を出し合って合同売り出しが計画されている。
*11月はどこの地区でも産業祭などのイベントが多く、商店街など中心部への流れが少ないように思える。
サービス業 旅館業
*政治の安定を望む。
*東北の復興を急げ。

旅館業
*11月の売上げは対前年同月比3%の増加、ただし前月まで5ヶ月連続のマイナスで、状況は依然厳しい状態が続いている。今年の年末年始は、日並びが良いので期待しているが、予約状況は100%までは達していない。

飲食業
*修学旅行、一般客共に低調。特に、夜の客数低下が顕著で前年比5~15%ダウン。
*忘年会の予約状況も悪く、この先も減少傾向続く。
建設業 建設業
*消費税増税による駈込み民間建築工事や老健施設建築工事において、公共事業減少の影響により1物件に業者が集中し受注競争が激化している。中には採算度外視の受注を余儀なくされている状況もあるようである。
*また、技能者不足により労務単価が上昇している状況で、設計単価と実勢単価との差が大きく、入札を辞退する業者もある。
運輸業 運送業
*11月に入って土木関係の仕事が増えてきたが、例年ほどではない。
*月後半になって軽油価格がまた上昇してきた。
*年度末に向けて仕事が増えてきている感じである。しかし、収益がなかなか上向かない。厳しい状況が続きそうである。

貨物運送業
*前年同期も油の価格が毎月の様に変化したが、最近も価格が高どまりのままで下がらない。世間的にはエコカー車の増加で給油量が減少し、給油スタンドも閉鎖した所が目に付くが、価格には関係ないようである。一方荷の動きとしては、建築資材の方がマンションや個人住宅建築が増え、少しは動いているようである。

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