経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界の48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
*天気図の見方:各景況項目について「増加」又は「好転」との連絡を頂いた業種割合から「減少」又は「悪化」との連絡を頂いた業種割合を引いた値をもとに作成しました。その基準は次のとおりです。
快晴:30以上 晴れ:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下
1 2 月 期 景 況 天 気 図
天気図
1 2 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味噌醤油
*12月の売上高は、前年オーバーや前年並を維持している企業もある一方で、厳しい状況が続いている企業もあり、組合全体の売上高の好転に向けて、販売エリアの拡大や新商品の投入等による新たな需要の開拓が25年の大きな課題である。

水産加工品製造業
*長崎魚市場水揚は前年比数量で107%、金額で103%あり、順調な水揚があった。
*冷蔵庫はサバの水揚が増加して仕事量は増加した。
*加工場は原料高の割りに製品価格は据置で収支は厳しくなった。

漬物
*業界として年末商戦に期待を掛けていたが、前年比より低調に終わった。

酒類
*平成24年11月の課税移出数量(kl)は、清酒が100.9%、本格焼酎は115.7%、全体では111.3%であった。在庫数量(kl)は、清酒が98.1%、本格焼酎は102.8%、全体では102.2%であった。
繊維・同製品 成年女子・少女服製造業
*前回(前月)に同じ。
印刷 印刷
*先行きに期待が持てない状況が続いている。
窯業・土石製品 セメント製品
*売上前年比57%減。前月比35%減。
*12月は天気に恵まれず、受注分の完成が1月になり、資金繰りが困難な状況。

生コンクリート
*長崎地区と県央地区で特需による出荷が好調となっており、他地区の出荷の減少分を補てんしている状況で、出荷に格差が見受けられ業界全体で考えるとまだまだ楽観視出来る状態にない。
鉄鋼・金属 金属製品製造業
*組合員により生産、受注状況にバラツキはあるものの、依然として先行きが不透明で、厳しい環境である。ここに来て、円相場が円安傾向に振れて来たが、一段の円安を期待したい!!
輸送機器 輸送機器
*原材料の値上げの気配が強まっている。
小売業 青果物販売
*H24年12月分の青果物取扱高は、対前年同月比97.4%であった。正月元旦から開店している量販店、コンビニがあるので暮れに買い溜めしておく必要も無く、また、「おせち料理」を家庭で作るしきたりも消え、我々の歳末商戦は遠い過去の事となった。

鮮魚介販売
*24年度、暮は時化続きで月夜に掛かり青魚(アジ、サバ)類の荷上げが全く無かった。
*魚屋(組合員)は各市場での営業の為、スーパーの販売は多かったが市場の販売量は少なかった。

食肉販売
*通常であれば、月初より飲食店等の消費が活発化になり、業務用販売が上向くのだが、本年は選挙の影響もあってか不振であった。後半はその反動もあってかいくらか好調に転じた。小売の方も同様な動きで下旬より活発となり、例年の水準には満たないもののまずまずであったようである。しかし、仕入面での原料相場の上昇に伴い利益面では今一つと言う状況であった。

鼈甲製品販売
*24年11月は前年比60.18%。

石油販売
*円安傾向にあり、原油コストUPにより、小売価格も上昇。灯油も寒波による需要増の為、値上げ状況が続いている。
商店街 佐世保市
*景況は引続き厳しい状況が継続している。

島原市
*空き店舗を利用しての「島商ップ」(高校生の店)は12月24日で24年度は終了した。
*「子育て支援」、「街のおやすみ処」は25年3月迄の予定であり、その後をどうするか協議中。
*「地元スーパーの跡地」も何とかしてスーパー、コンビニ等の出店が望ましいが、現在はまだ決まっていない。
*12月18日から新市長になり計画が少し変わるかも知れない。
サービス業 旅館業
*宿泊業は装置産業であり在庫がきかない商品を売っている。お客様があっても無くても固定経費が大きくのしかかっている。直近のことで気になるのは、電気代の値上げである。
*日本の産業界は中小企業で成り立っていることを政府行政は忘れないで貰いたい。

旅館業
*電力料金の値上げの個別説明が始まり、組合員の中でも経営に対する悪影響が不安視されている。

旅館業
*12月の売上げは対前年同月比2%の増加。衆議院選挙があり宿泊客の減少を覚悟したが、投票率の低さに助けられ心配した程では無かった。また、積雪の天気予報が数日あったが見事に外れて結果的には吉。政権が代わり大型補正予算による経済梃入れが効果を現し、観光・宿泊に繋がることを期待したい。

飲食業
*忘年会が低調。新年会も同様。
*選挙もあり、昨年比10%~15%のダウン。
*一般客含め、全く人の動きが感じられない。
建設業 建設業
*建設投資の大幅な減少により受注競争が激化し、これに伴う建設技能者の雇用環境悪化による離職者や若手入職者が減少しており、建設技能者不足や高齢化が進み労務単価が上昇している状況で、応札も慎重にならざるを得ない状況である。
運輸業 運送業
*12月は仕事量が少し増えては来たが例年程では無かった。
*売上は減少。収益も中々改善していない。
*軽油もまた上昇して来ている。
*年度末迄売上が少しでも増加してくれるかが課題である。

貨物運送業
*前年の今頃は東北方面への荷が増えていたが、11月頃より減少している。政府の復興計画の遅れのせいか、現地の声では計画が進行し早く元に戻りたいとの声を聞くが、運送業界にとっても世の中の景気・復興対策等が実施されることで、荷の動きにも良くなって来ることであろうから、今後の政府の早急な復興対策を望んでいる。

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