経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界の48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
*天気図の見方:各景況項目について「増加」又は「好転」との連絡を頂いた業種割合から「減少」又は「悪化」との連絡を頂いた業種割合を引いた値をもとに作成しました。その基準は次のとおりです。
快晴:30以上 晴れ:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下
2 月 期 景 況 天 気 図
天気図
2 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味噌醤油
*状況は依然として厳しいが、販売エリアの拡大や新商品の投入により売上げ、収益を伸ばした企業もある。新たな市場開拓への取組みがさらに求められる。

水産加工品製造業
*魚の水源が減少し、魚価高のため加工業界は売上が下がり、収益が低下して大変厳しい状況となっている。
*3/6長崎漁港がんばランドがリニューアルオープン(売場面積5倍)。

漬物
*我が業界は相変わらず好況が見出せず苦慮している。

酒類
*平成25年1月の課税移出数量(kl)は、清酒が101.2%、本格焼酎は94.3%、全体では96.3%であった。在庫数量(kl)は、清酒が91.9%、本格焼酎は100.4%、全体では99.2%であった。
繊維・同製品 衣類
*メーカーの販売不振により受注減。

成年女子・少女服製造業
*銀行貸ししぶり等で資金ぐり悪化。
印刷 印刷
*全体的に期待が持てる状況ではなく、厳しい状況が続いている。
窯業・土石製品 セメント製品
*売上前年比35%減。前月比不変。
*天候不順で完成が遅れたり、過当競争で取引条件は悪化し、資金繰りも容易ではない。

生コンクリート
*本年度の出荷数量は前年とほぼ同等の実績になりそうである。新幹線、市民病院等の特需がある間はよいが、業界全体の底上げには至っていない。
鉄鋼・金属 金属製品製造業
*全体的には厳しい受注状況であるが、石炭火力発電所再開の為、改造工事など多忙。夏の電力供給体制の為か。
*為替が円安に転じ、好転の期待もでてきたが、依然先行は不透明である。
輸送機器 輸送機器
*円高の影響が材料費(鋼材、ガス)の値上げに波及するのが大いに懸念される。
その他製造業 畳製造業
*アパート等不動産関係が減少(転勤異動が少ない、畳部屋がフローリングになった)。
小売業 青果物販売
*H25/2月分の青果物取扱高は、前年同月比78.2%と大幅に落ち込んだ。今年に入り専門小売店の苦戦が続いている。
*気候も安定し、青果物の生育も回復し、価格も順調に推移し春野菜も出回ってくるので、消費の伸びに期待。消費者ニーズを的確につかみ、販売上昇に結びつけよう!

鮮魚介販売
*ランタンで販売量増加を期待していたけれどもだめであった。又、月末は月夜間で入荷も減少であった。

食肉販売
*中旬からの中心市街地でのイベントが大いに盛り上がりをみせ、一部業務用納品関係では、それなりの効果も出たようだが、一方の小売関係では、特に影響もなく従前と変わらない状況であった。全体では、営業日数が短い分売上確保が困難で、収益的には厳しい月となっている。さらに今後、円安の影響も原料を中心に出てきているので、コストの上昇が懸念されている。

鼈甲製品販売
*対前年比118.34%。

石油販売
*引き続き原油高、円安により仕切高値安定基調であるが、小売転嫁は業者間の販売競争が激しく追随できず、被りが発生。一段と経営が厳しくなっている。
商店街 佐世保市
*景況は引続き厳しい状況が継続しているが、景況変化の兆しもある。

島原市
*2月10日から3月3日迄の期間で「島原城下ひなめぐり」が開催された。期間中は観光客が多くみられ、この時期「長崎ランタンフェスティバル」も同時開催され長崎も賑わっていたようである。3月3日から島原は「初市」が開催され天候に恵まれ商店街の人通りも多かったようである(初市は10日迄開催)。
*商店街の懸案事項である「地元スーパー跡地問題」は進展しておらず、「市庁舎」新築事案が持ち上がっているので「地元スーパー跡地」を工事期間中は「仮市庁舎」として借りて貰うよう要望書を提出した。
サービス業 旅館業
*2月の売上げは対前年同月比約10%の増加。前年の数字が東日本大震災の影響で悪かった為で、対前々年と比べればほぼ横這いの数字である。ただ今年に入って景気の底打ち感が若干出たような気がする。このまま春の行楽シーズンに移行して欲しい。

飲食業
*ランタン実施月の関係上、1・2月合計で勘案した場合、前年比5%プラス。過去最高の人出にしては、物足りないというのが実情。
*為替の影響が、商品価格にこれから本格的反映されてくる見込。仕入価格の上昇により粗利面で厳しくなる事が予想される。
建設業 建設業
*国土強靭化等に伴う補正予算で公共事業費が増額され、建設業界は景気拡大の浮揚感が高まっているが、現状は受注しても技能者不足で労賃を上げなければ人材確保は出来ず、建設資材設計単価については実勢価格と乖離している状況の中で、今後更に値上げが予想されており、抜本的な対応策がない限り苦しい経営環境は脱し得ない。
運輸業 運送業
*2月も例年であれば売上が上昇してくる月であるが、今年は例年ほど上がらなかった。
*軽油はかなり上昇してきて収益が悪化してきている。
*厳しい状況が続きそうである。

貨物運送業
*前年同期に比べれば地場製造の機械類の出荷が横ばい状態である。若干東北への復興関連機械が増えてくるとの予想であるが、政府が現地からの声を聞き都市計画が進んで実現することを望む。しかし、油の値上りは毎月のように行われて経営もますます厳しい状況となってきている。

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