経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界の48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
*天気図の見方:各景況項目について「増加」又は「好転」との連絡を頂いた業種割合から「減少」又は「悪化」との連絡を頂いた業種割合を引いた値をもとに作成しました。その基準は次のとおりです。
快晴:30以上 晴れ:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下
1 0 月 期 景 況 天 気 図
天気図
1 0 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味噌醤油
*組合を取り巻く環境は、原資材等の値上げも続いており、依然として厳しいが、販売エリアの拡大や、新商品等の投入により、売上、収益を伸ばした企業もある。新たな市場開拓への取り組みが、さらに求められる。

水産加工品製造業
*10月は台風の通過が多く水揚げが少なかったため魚価が値上がりし、加工業界、冷蔵業界ともに厳しかった。直売所のがんばランドの見直しがまとまり団地協が8尺売台×16台を12月から出店することになった。

漬物
*長崎市街に大型店が出来、又1店舗出来る。年末にかけて益々販売競争が激化するでしょう。

酒類
課税移出数量は、清酒が前年同月比107.5%、本格焼酎は103.8%、全体では104.9%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比100.6%、本格焼酎は97.6%、全体では98.3%であった。
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*状況の大きな変化はなく、厳しい状況が続いている。
窯業・土石製品 セメント製品
*売上前年比70%増。ハウスメーカーは消費税アップの件で増加。他の建設業も少し上昇な状況。

生コンクリート
*消費税増税前の駆け込み需要により民間工事が増加しているが、これも地域により格差が生じており一概によくなったとは言えない状況である。また、材料のコストアップに伴い値上げを検討せざるを得ない。
鉄鋼・金属 金属製品製造業
*大手プラントメーカーの発電プラント(ガスタービン)の受注ができてない為、この関連の工事量は激減、厳しい状況にある。但し船舶機器関連の工事量は一時期より若干、好転の兆しはでてきそうである。
輸送機器 輸送機器
*発注元の設備投資関係の引合、受注等の動きが出始め、その影響で事前見積の件数が増えつつある。
その他製造業 畳製造業
*少しは上向き傾向にある様である。
小売業 電気器具販売
*来年4月から消費税が上がるので、かけこみ需要を期待している。

青果物販売
*台風の発生が多く、10月には3個も日本に接近し甚大な被害をもたらした。青果物の流通にも大きな影響が生じ、青果物の品薄状態が続き、H25/10月分の青果物取扱高は前年同月比107.5%であった。前期比では97.5%である。阪急阪神ホテルに端を発し食材の偽造表示が相次いでいる。業界を挙げて「信頼性向上自主行動計画」取り組んできたのに残念である。今一度、業界も信頼性向上に努め、安全・安心な青果物を提供していかなければならない。

鮮魚介販売
*色々とおくんち、魚祭り等あったが、台風などのため入荷が少なく収益は少なかった。

食肉販売
*売上は相変わらず低調なのに原料事情が例年になく厳しい状況になっている。特に今月半ばより顕著である国産和牛の流通のアンバランス、輸入豚肉の不足・輸入鶏肉の相場の高騰等、業界を取り巻く環境の悪化がここにきて強くのしかかってきている。利益面でも先の見えない状況下であるので当然資金繰りにも大きな影響が出てくるのは必至であるし来年に向けての原料手当ての問題も含めて大変不安定な状況が続きそうである。

鼈甲製品販売
*平成26年度9月 対前年比88.96%

石油販売
*中東リスクは落ち着いているが、小売は160円前後と高値にて推移中。灯油についてもやや高めの価格にて現状推移。今後は冬場需要増による競争が激しくなる様相(価格低下)。
商店街 佐世保市
*景況は引続き厳しい状況が継続している。

大村市
*本陣通り商店街は地元百貨店の4月の撤退によりどうしても前年同月と比べた場合、通行量、売上高、収益等悪化するのは否めない。地元百貨店の後を行政と一緒になって会議をおこなっているがなかなかうまくいかない。来年の11月に銀行跡地に(仮称)交流センターができると少しは通行量も増えると思われる。

島原市
*「全国商店街振興組合連合会」募集「平成25年度地域商店街活性化助成金」が認可された。平成26年1月30日迄に事業を終了する予定。「中堀町商店街音楽による賑わいのある商店街事業」として商店街の活性化を図る計画。
*10月31日中堀町商店街(一番街アーケード)でNHK「私の父はチャンポンマン」の撮影があった。今年12月18日午後10時・BSプレミアムで放送予定である。
サービス業 旅館業
*前年同月比において売上高は減少、収益状況は悪化、資金繰りは変化なし。
*昨年実施された全国和牛能力共進会等の反動減で昨年比は減少となった。一昨年対比ではほぼ同様となった。全国系のイベント頼みの状況であり景気全体の底上げの実感はない。
佐世保旅館ホテル協同組合

旅館業
*前年同月比において売上高は増加、収益状況及び資金繰りは共に好転。
*10月売上げは対前年同月比11%のプラス。中旬の連休やリハーサル国体があり、後半は紅葉シーズンが宿泊の増加要因であろう。11月も予約状況は良好であり、今月も10%の伸びを期待したい。
雲仙旅館ホテル協同組合

飲食業
*料理店は、3連休が2回あった事及び3連休の間の平日にイベントを開催した事により前年比同様か若干プラス。物販店は、逆に3連休、イベントの効果もなく前年比20~25%と大幅減
*台風の影響も考えられるが一般客、修学旅行生の数は共に前年比下回った感じを受け業況は厳しい。
建設業 建設業
*長崎県における建設業界は、緊急経済対策による公共工事の増加と民間工事の消費税増税前の駆け込み需要により、業況感が大きく改善している。しかし、依然として設計価格と実勢価格は乖離しており、またここに来て、技術者技能者不足や資材価格・人件費高騰に加え、資機材不足による工期の影響が出始め、深刻な問題となっている。長年にわたる公共工事費削減の影響で、建設に関わる様々なメーカーや企業が、生産量や人材を削減しておりこれから更に深刻化すると思われる。
運輸業 運送業
*10月は青果物が動きだすが例年より少なく売上減少。軽油は毎月上昇していて収益は悪化している。厳しい状況が続いている。

貨物運送業
*昨年、一昨年と油の価格が値上がりして経営上燃料費に比重が多く経営も苦しくなって来ている。仕事量はそれなりにあるが現在の長崎でのマンション等の新築が続くものか不安なところもあるが今後もうしばらくは続くということなので若干の仕事量はあると思う。

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