食料品 |
味噌醤油 *12月の売上高は、前年オーバーや前年並みを維持している企業もある一方で、厳しい状況が続いている企業もあり、組合全体の売上高、収益面の好転に向けて販売エリアの拡大、販売ルートの開拓及び新商品の投入等による市場開拓が、28年の大きな課題である。 水産加工品製造業 *アジや餌料用原料の水揚げが多くあり(前年比134%)、冷蔵庫の稼働率は高く、在庫は増加した。加工場は年末商品やギフト商品の生産販売等で稼働率はやや高かった。加工団地全体の課題として人手不足が大きな問題となってきており、外国人技能実習生受け入れの勉強会を開催した。 冷凍水産食品加工業 *平成26年「かまぼこ類」生産量が公表され、全国生産量は47万539トンに対し、長崎県は9500トンで、前年比2.6%(249トン)減少、都道府県別順位は18位であった。 麺類 *年末商戦とギフトに期待をかけ、事前の取り組みを行ってきたが、結果として前年割れとなった。商品の差別化、価格志向等原因究明を図りながら、今後の商品開発を通して期待へと繋げていきたい。 酒類 *課税移出数量は、清酒が前年同月比103%、本格焼酎は89.6%、全体では92.9%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比104.8%、本格焼酎は100.9%、全体では101.3%であった。 |
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印刷 |
印刷 *期待した12月ではあったが、総体的には不振な状況が続いている。 |
窯業・土石製品 |
生コンクリート *出荷状況は、10月から幾分良くなってきていると思われるが、離島地区が状況変わらず2割減の出荷で推移している。 |
鉄鋼・金属 |
金属製品製造業 *舶用機械製品及びボイラ部品製品並びにタービンブレードの仕事量は堅調に推移している。給油装置関連の受注が無く厳しい。組合員全体の第3四半期までの売上高は、前年度比△5.0%前後で推移している。 |
輸送機器 |
輸送機器 *求人難が続いている。昨年と同じ轍を踏まぬよう今年は早期からの求人活動が必要。また、ソフト面では、ホームページの魅力ある紙面作り等が必要。 |
その他製造業 |
畳製造業 *年末だというのに個人の注文がなかった。 |
小売業 |
青果物販売 *12月は、我々青果物小売商にとっても最大の商機ではあるが、大型商業施設等の元旦営業のあおりか、いまひとつ盛り上がりに欠け、例年を下回る売り上げの店舗が続出した。特にしめ縄、生花、かまぼこ等の練り製品などの売れ行きが著しく低下している。青果物の価格は、累計で110%。11月の最安値からは幾分持ち直し、前年並みの取扱高となった。 鮮魚介販売 *好天に恵まれ、入荷は順調であった。売上もキャンペーン販売等でほどほどであった。しかし年末はスーパー等の売上におされて例年ほどであった。 食肉販売 *当月は業界の動向として、需給バランスの不安さが顕著に表れた月であった。従前であれば、当然ながら一番の需要期であり繁忙期であるため、各畜種共コンスタントに消費がされ、流通してゆくのであるが、一部原料相場の異常ともいえる高騰により、メーカーが欠品を起こすという通常では考えられない現象さえ発生したそうである。確かに業界を取り巻く環境は、年々厳しくなってきているのは実感するところではあるが、基本的には相場で推移してゆくので、落ち着きを取り戻せれば、全体が平常に戻るだろう。 鼈甲製品販売 *11月は対前年比73.89%、昨年の反動もあり、大幅な減収。 石油販売 *ドバイ原油がバーレル30ドル台にさらなる下落。小売価格も下落傾向が収まる気配はなく、販売競争も激化。 |
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商店街 |
佐世保市 *暖冬のため冬物の定番商品、高額商品等の売り上げが商店街全体として苦戦している。 大村市 *今月は過去同時期の中でも最も厳しかった。長崎県は景気は上向きと言われているが当商店街は最低だった。 島原市 *12月はクリスマス&歳末セールを行った。島商ップの今年度の最終閉店セールでは、長崎県立島原商業高等学校吹奏楽部のパレードや商店街恒例のジャンボガラポン抽選会などで賑わった。また、12月の市議会で、隣接する「温泉ゆとろぎの湯」の施設指定管理者に当商店街が決定。青年部を中心にアイデアを出し、更に利活用する事により商店街のイメージや販促などに繋げ、中心部の活性化に貢献したい。 |
サービス業 |
旅館業 *アルバイト・パート等、募集をかけても集まらない。 飲食業 *年末の日並びが悪く、昨年比若干のマイナス。日本の一般観光客は増加傾向にあるので、我々はインバウンドよりもこちらに注力が必要。 |
建設業 |
建設業 *公共工事の減少及び発注地区の偏りで、地域格差が起きている。また、人手不足も顕在化しており、様々な対策を講じているが担い手確保は難航している。 |
運輸業 |
運送業 *12月は例年売上が増加していくのだが、今年は例年ほどでもなかった。軽油が下がっているのは救いではあるが、収益がなかなか改善しない厳しい状況が続いている。 貨物運送業 *前年同期と比べると車輌の動きは良くなってきているが、運転者不足でどこも困っている。今後もまだ運転者不足が続きそうだ。仕事の量は増えており、地場産業の電機、土木建築資材の出荷が増えてきている。また、軽油価格も下がり安定している。 |