経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界より48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
計算式:(「増加」「好転」した組合数-「減少」「悪化」した組合数)/有効回答数 × 100
※ただし、在庫数量についてはマイナスの場合には好転、プラスの場合には悪化の方向としています。
天気図マークの基準は次のとおりです。  
快晴:30以上 晴れ:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下
1 1 月 期 景 況 天 気 図
天気図
1 1 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味噌醤油
*人口減少や少子高齢化、調味料の多様化等による消費量減少が続く中、出荷量の減少対策として、高付加価値商品をはじめとする新商品の発売等による質的拡大と、販売エリアの拡大やルートの開拓による量的拡大がさらに求められる。

冷凍水産食品加工業
*11月26~27日の2日間、長崎市「おくんち広場」にて、「ながさきかんぼこ祭り」を開催した。長崎地区をはじめ、島原地区、平戸地区、五島地区より15社が参加した。各地区の特色のある製品販売を実施し、長崎県産蒲鉾のPRに努めた。

麺類
*取り扱い商品での廉価傾向が強く、収益性についても厳しい状況にある。また、ギフトについても立ち上がりが遅くなっている。「長崎ちゃん麦」を使用した製品が起爆剤となってほしい。
*組合員が新たな五島うどん専門店(昼夜営業)をオープン予定。

酒類
*課税移出数量は、清酒が前年同月比89%、本格焼酎は98%、全体では96%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比106%、本格焼酎は98%、全体では99%であった。
印刷 印刷
*先月と変わることなく、厳しい状況にさらされている。
窯業・土石製品 生コンクリート
*長崎市において生コン九州大会が行われ、九州各県より約300名の方に参加頂いた。砂の採取規制を実施された際の代替材料として、砕砂について検討、試験練りを実施する事となった。
鉄鋼・金属 金属製品製造業
*舶用機械(舵取装置)及びボイラ関連の工事量は、堅調に推移している。また、製品により10%の値下げ要請あり。組合員全体の売上高は前年比ほぼ横這いで推移している。
輸送機器 輸送機器
*組合員間で操業度の温度差が出始めている。
卸売業 卸売業
*組合全体の10月分の売上は増加となったが、その他の組合員の売上は対前年比で減少が目立つ。
小売業 青果物販売
*野菜の価格は、相変わらず夏からの生育不良がなかなか解消せず、品目によっては依然として異常な高値が続き、昨年対比173%となる。そのため、なかなか価格に転嫁出来ない。また、市内各地で開催される、収穫祭等のイベントの影響で、客足も思うように伸び悩み、収益状況が悪化している。12月からは幾分価格も落ち着く予想。これからのお歳暮シーズンや年末にかけての繁忙期に期待。

鮮魚介販売
*組合員が営業している市場が大変厳しい状況である。販売増進を願い、魚市場協会主催で、魚調理講習会を28年11月11日~29年2月24日まで、学校16校、公民館他14か所で39名を対象に行う。組合からも講師として調理を担当し、参加している。

食肉販売
*昨今は、原料相場が高値ながら安定しており、コストの売価への転嫁も概ねできているので、業況は比較的平穏に推移している。特に当月は年末を控え、中旬以降若干の相場変動はあったもののまずまずの実績であったようだ。悪い状況が続いていたので、売上、収益共にわずかな増加、好転と実感も含めてであるが、業界の景況としては、あくまでも「不変」に近い好転である。

石油販売
*「OPEC」8年ぶりの減産に正式合意。原油高、円安と業界は元売りからSSに至る全ての段階で全面値上げの様相。SSは需要減に伴う価格競争激化に、更なる厳しさを増す。
商店街 諫早市
*商店街への来街者が減少。さらに、不況感のため購買も減少。

大村市
*100年続いた老舗店が11月で閉店。閉店セールでそこそこの人通りはあったが、この後のことが思いやられる。通りの空き店舗は3ヵ所になった。

島原市
*大型店跡地にディスカウントショップの出店が発表され、11月25日に地鎮祭もあり、商店街としても明るい材料である。商店街が指定管理している「ゆとろぎの湯」で11月26日に語呂合わせで「いいふろ」の日ということで、入湯者も多く商店街との関連性をさらに付け加えて発展させる予定。
サービス業 旅館業
*昨年と比べると、お客様が減少している。人手不足で求人をかけても集まらない。

旅館業
*今なお熊本地震の影響で募集団体が前年より減少している。

飲食業
*今月3連休がなかったものの、売上は前年並みを確保。これは、土日の人出増(特に団体客増)が寄与したものと考えられる。修学旅行生も前年と変わらないと思われるが、やはり中国人(客船)が重なる日もあり、観光客による阻害要因も目に付く。料理店、物販店共に相変わらず低単価志考のお客様が多い。
建設業 建設業
*技術者・技能者の確保は足りているところと、不足しているところ、両方の状況であるが、若手入職者が極端に少ない状況は、組合員の企業の中で一致した意見である。
運輸業 運送業
*11月は青果物が始まり、前月より売上は上昇した。しかし、軽油が上昇してきて収益は悪化。厳しい状況が続いている。

貨物運送業
*前年度からすれば長崎県庁舎、新幹線工事によるダンプ車の動きが活発である。また、東北地方の復興も順調に進んでいるものか、そちらの方への荷動きも活発。運輸業界も乗務員不足で車の稼働が思うようにいかない。

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