経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界より48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
計算式:(「増加」「好転」した組合数-「減少」「悪化」した組合数)/有効回答数 × 100
※ただし、在庫数量についてはマイナスの場合には好転、プラスの場合には悪化の方向としています。
天気図マークの基準は次のとおりです。  
快晴:30以上 晴れ:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下
1 2 月 期 景 況 天 気 図
天気図
1 2 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味噌醤油
*12月の売上高は、前年オーバーや前年比並みを維持している企業もある一方で、厳しい状況が続いている企業もある。組合全体の売上高、収益面の好転に向けて、なお一層の販売エリアの拡大、販売ルートの開拓及び新商品の投入等による市場開拓が29年の大きな課題である。

冷凍水産食品加工業
*練り製品業界では、12月は最も売上げが上がる月である。売上げについては、前年並みを確保することができた。お歳暮の贈答用ギフトは、ほぼ前年並みで推移したが、28日以降の正月用のまとめ買いは、減少傾向にある。

食料品
*雇用人員の確保が現在の大きな課題のようである。

麺類
*相当な覚悟はしていたものの、ギフトや年末商戦は厳しい状況であった。

麺類
*11月ベトナム商談に参加した際の商談が一つ決まった。海外展開は今後も視野に入れて活動する。1月フランス、イタリア、2月アメリカ、3月台湾を予定。

酒類
*課税移出数量は、清酒が前年同月比98.0%、本格焼酎は99.6%、全体では99.2%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比100.6%、本格焼酎は97.1%、全体では97.6%であった。
印刷 印刷
*12月の特需を期待していたが、期待したほどのものはなかったようだ。
窯業・土石製品 セメント製品
*人材育成が課題となっている。

生コンクリート
*出荷状況は昨年同月の出荷を若干下回る実績となっている。
鉄鋼・金属 金属製品製造業
*組合員によりバラツキがあるものの、全体の売上高は前年度比ほぼ横這いで推移している。舶用製品及びボイラ関連工事は堅調に推移している。ボイラ関連の工事量は2017年以降増加傾向にある。本年4月の新卒採用は組合員6社で25名の募集求人に対し、11名の採用決定(44%)と厳しい状況である。
輸送機器 輸送機器
*期末に向けての駆け込み需要で操業度が高まっている。
小売業 青果物販売
*12月前半は、北海道産の青果物を中心に高値が続き、年末の繁忙期への影響が懸念されたが、好天に恵まれ地場野菜の生育が良く、かなりの品目で例年並みの価格となった。ただ、しめ縄や松竹梅、うらじろ等の正月用品の売れ行きが芳しくない。毎年感じることではあるが、お正月の風習が薄れてきている感がある。12月の取扱高は113%、累計で110%となる。

鮮魚介販売
*年末の販売増進に期待していたが、生産地の直売出店、正月用品の数の子、鯨、海老、鮭等の売り出しは、各市場とも盛り上がりを欠いた。売上げも年々減少している。スーパー等の元日からの初売りも響いた。

食肉販売
*当月も前月と同様に原料関係が高値ながら安定しており、中旬まで平穏な動きで推移した。業界では歳末を含めた下旬の動向が最大の関心事であるのだが、幸い一般消費者からも従前のような支持を得られ、小売りについては前年並みの売上げを確保することができた。しかしながら、業務用の販売については飲食店関係の不振の影響もあり、総じて前年実績には若干及ばなかったようである。業況としては悪くはないという結果であった。

石油販売
*原油が高値安定し、円安とも重なり、元売り仕切り価格の上昇に伴って、小売価格も上昇。年度内最高値を更新中。平成29年初めまでは上昇傾向と予想。
商店街 大村市
*前年12月と比べ、通行量、売上はあまり変わりなし。どの店も仕入れを控えていたようで、在庫が少なくなった分収益が少し好転したようだ。

島原市
*4年前に商店街に隣接する大型スーパーが撤退し、アーケードの人通りも急激に落ち込んで衰退していたが、12月にディスカウントショップの出店説明会があった。今年の夏頃にはオープンという事で、会員も今年に期待を持てると喜んでいた。
サービス業 旅館業
*昨年より売上高は減少しているものの、動きはある。

飲食業
*11月に引き続き、日曜の人出増が見られた事、クリスマスの3連休があった事から、前年比10%増を確保。但し、年末29日、30日の両日とも夜の人出が減っている。各店とも従業員確保に難を抱えるようになってきており、今後、営業日数・時間に影響をきたす恐れが大きい。
建設業 建設業
*政府が緊急経済対策補正予算等を行ったが、地方建設業界までは行き渡らず、受注環境は相変わらず厳しい。また、技術者・技能者不足の状況下で担い手確保もままならず、増々先行き不透明感が強くなっている。
運輸業 運送業
*12月は青果物が不作のため少なく、売上減少。軽油が上昇しており、損益が悪化してきた。人手不足が深刻になってきている。

貨物運送業
*昨年から引き続き、運送業界は相変わらず稼働率が好調。一時期仕事量が減ったので車を減車したりしていたが、最近になって新しい車を入れて対応に備えているものの、今になって運転手不足で困っている。また、油価格が毎月のように値上がっている。

トップへ