食料品 |
味噌醤油 *状況は依然として厳しいが、販売エリアの拡大や新商品の投入により、売上げ、収益を伸ばした企業もある。新商品のさらなる開発と、新たな市場開拓への取り組みがさらに求められる。 冷凍水産食品加工業 *昨年5月は、熊本地震の影響で売上げが減少したが、今期は前年比105%となり、平年並みに回復した。原料の冷凍すり身の平均単価は、ほぼ横這いであった。 食料品 *企業によっては収益状況好転、雇用人員増加もある。 麺類 *震災から1年、観光客の一部回復基調にあり、土産品等が前年比では多少伸びてきた。一昨年と比較するともう少し伸びてほしい。従来店舗がもう少し元気でいてほしい。 酒類 *課税移出数量は、清酒が前年同月比97%、本格焼酎は93%、全体では94%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比94%、本格焼酎は106%、全体では104%であった。 |
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印刷 |
印刷 *対前年同月比に比べ、低落の傾向が長い期間続いており、上向くのはなかなか難しい。 |
窯業・土石製品 |
セメント製品 *人材育成が課題となっている。 生コンクリート *国・県・市の生コン工場の技術者を対象に、6月に技術講習会を開催することとなった。 |
鉄鋼・金属 |
金属製品製造業 *主要顧客のプラントメーカーでは、国内、火力発電所の新設工事を受注しており、ボイラ関連の仕事量は今年から来年いっぱいは堅調に推移すると予想する。県外客先からの受注状況は現状は厳しい状況であるが、夏場から秋口にかけて回復の兆しである。 |
小売業 |
青果物販売 *5月は比較的天気も良く、雨も適度に降り、農産物の生育が順調で潤沢な入荷となる。但し、天候とは裏腹に小売販売はなかなか思うように伸びず、今月から季節商材のびわ、らっきょう、梅等の販売に期待したが、収益状況は悪化となった。昨年対比89%。 鮮魚介販売 *入荷量は順調、販売は量販店に押され厳しかった。 食肉販売 *当月は前年と比較して、前年の業績が悪すぎたこともあるが、観光業界の業況の回復から大型連休中の飲食業界への業務用卸の伸びが顕著であった。一方、末端消費の方は売上げ面で、業務用ほどの伸びは少なかったものの、例年であれば季節要因から原料相場が上昇するのだが、本年は比較的緩やかな動きではあったために売上原価が抑制され、収益面では順調に推移したようだ。 石油販売 *原油コストはOPECの減産継続の合意で、現行水準で当面推移する見通し。しかし、小売りは需要減少に伴う販売競争が依然活発で、収益状況の厳しさは持続。 |
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商店街 |
佐世保市 *懸念されていたアーケード街内の空き店舗に新規入店や経営者交代による再出店などもあり、好転材料であるが、消費低迷の有効打とまでは行かない現状である。 大村市 *本当に景気が良くなっているのかと思えるくらい5月は最悪だった。特に食品関係は悪かった。誰に聞いても良い返事はなかった。 島原市 *長年の課題であった商店街に隣接する旧大型跡地に、5月24日熊本を本店とするディスカウントショップ「スーパーキッド」がオープンした。しかし、店内への入り口が一か所であり、更に商店街と反対側にあるため、お客様が商店街へ流れるように今後も対策が必要である。オープン時は商店街の通行量は以前より多いが、6月から平常に戻ったときにどう商店街に影響があるかなど情報収集が必要。 |
サービス業 |
旅館業 *1~4月は売上減少の傾向であったが、5月は前年並みに戻っている事業所も見受けられる。 飲食業 *前年単純比では50%プラス。但し地震の影響を加味しない前々年比では、飲食店ではほぼ同水準を確保したが、物販店は5~15%程度のマイナス。 *修学旅行の絶対数が戻った感覚はないが、中華街に寄らない学校もあるようで、学生の入り方、動きが変わっており、実態把握が難しい。 *GW期間中はジブリ展の効果があったのか、前々年と比べても人出も多く、ジブリの袋を提げている方々も相当数あった。 |
建設業 |
建設業 *技術者・技能者の高齢化及び不足により、下記事項が喫緊の課題となっている。①下請け業者の確保難による工期への影響。②専門工の県外流出。③技術者不足による受注機会の逸失。④新卒者採用及び育成(県外企業へ就職・採用後の早期離脱)。⑤高齢の技術者・技能者の再雇用。 |
運輸業 |
運送業 *5月は全体的に売上げが減少した。特に長距離輸送が少なかった。運転手不足が続いている。厳しい状況が続いている。 貨物運送業 *車の動きは前年度並みの動き。運送業界も平ボディ車、ウイング車、ダンプ車等多種類。積荷に応じて稼働が異なるが、年度も変わり車輌の動きが若干増してきた。運転者不足も相変わらずで、燃料代も価格が高止まり。 |