経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界より48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
計算式:(「増加」「好転」した組合数-「減少」「悪化」した組合数)/有効回答数 × 100
※ただし、在庫数量についてはマイナスの場合には好転、プラスの場合には悪化の方向としています。
天気図マークの基準は次のとおりです。  
快晴:30以上 晴れ:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下
6 月 期 景 況 天 気 図
天気図
6 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味噌醤油
*人口減少・少子高齢化に伴い、醤油・味噌の消費量及び売上の減少が続いており厳しい状況。対策として醤油ベースと味噌ベースの2次加工品の販売強化に取り組んでいる。

冷凍水産食品加工業
*6月の売り上げはほぼ横ばいで推移したものの、梅雨に入り消費者の購買意欲が低下している。組合員の収益状況もやや厳しい状況が続いている。主原料の冷凍すり身をはじめ、流通コストの上昇等を受けて、業界大手の練り製品製造業者の中には値上げを表明する動きがみられる。

麺類
*人手不足の影響は大きい。生産性が低下し、労務費が上昇している。

酒類
*課税移出数量は、清酒が前年同月比91%、本格焼酎は93.9%、全体では93.2%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比100.3%、本格焼酎は97.3%、全体では97.8%であった。
印刷 印刷
*悪い状況がつづいているが、6月はまた一段と悪い状況である。
窯業・土石製品 生コンクリート
*5月中旬から始まった工場の品質管理監査において国交省・長崎県等の方々にも立ち会いして頂き、特に指摘もなく、受検した全ての工場が適正に品質管理を実施している事となった。
鉄鋼・金属 金属製品製造業
*組合員によりバラツキがあるものの、全体の売り上げは前年同期比ほぼ横ばいで推移しているが、火力発電への世界的な逆風もあり、先行の受注環境はさびしいものがある。
小売業 青果物販売
*6月の主力商品の梅・ラッキョ・びわなどが例年に比べ豊作で、価格も上がらず販売しやすい環境ではあったが、それぞれ出回る期間が短いため売上高を押し上げるまでは至らず、厳しい状況となる。取扱高は、昨年比93.5%累計では95.5%。

鮮魚介販売
*遠洋物の入荷がなく、近海物も前年より減少している。品揃えに苦労している。

食肉販売
*入梅するも空梅雨で、天候により客足が遠のくこともなく、売上的には比較的順調であった。中国より若干原料相場に動きがあり、少し不安定な部分があったものの総体的にはまずまずの業況であったようだ。業務用関連も同様に特筆する動きもなく、全体的に落ち着いた月であった。

鼈甲製品販売
*業界全体の問題として、後継者不足と花贈り文化の減少による売上減が挙げられる。

石油販売
*OPEC総会が協調減産緩和で合意し閉幕した。原油価格の軟化が予想されたが、需給堅調な状況を反映し、価格は総会前と比べ小幅な変動にとどまっている。原油価格については、米国を初め産油国・消費国のさまざまな経済指標などで変動し、中東の政治不安発生では暴騰する。減産緩和とは言え、今後の動向は不透明感が強い。
商店街 島原市
*6月は入梅でもあり天気に左右されるが、今年は雨と晴れがはっきりしていたからか、商店街が指定管理を受けている「ゆとろぎの湯」の入湯者は昨年より多かった。7月の七夕飾り用に青年部を中心に竹山から切って準備し、市内の幼稚園や保育園、施設などから来て七夕飾りを楽しく飾っていた。後日、保護者の方など見学に来られていた。
サービス業 旅館業
*ビジネス客の出入りが例年より多い月となった。

旅館業
*今月の売上、宿泊人数は前年同月と比較すると上回った。

飲食業
*料理店は前年比▲5%~前年並み、物販店は前年比▲10%~前年並み。修学旅行生がいた月前半は前年比プラスだったが、いなくなった月後半の落ち込みが大きかった。今後は、梅雨の時期の売上確保が大きな課題となる。
建設業 建設業
*厳しい時期に全く新規採用ができなかった。このため技術者の中間年齢層がいないので65歳を過ぎた技術者を雇用している。即戦力の中途募集及び新卒者募集を行うが、売手市場のため、なかなか厳しい状況である。
運輸業 運送業
*6月は土木関係の仕事が落ち込み売上が減少した。また、軽油の値段が上がったことで収益が悪化したこともあり、厳しい状況が続いている。

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