経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界より48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
計算式:(「増加」「好転」した組合数-「減少」「悪化」した組合数)/有効回答数 × 100
※ただし、在庫数量についてはマイナスの場合には好転、プラスの場合には悪化の方向としています。
天気図マークの基準は次のとおりです。  
快晴:30以上 晴れ:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下
1 0 月 期 景 況 天 気 図
天気図
1 0 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味噌醤油
*10月の出荷量は、醤油・味噌ともに回復傾向にあり、前年並みに近づいている。そのような中、野菜の高騰が落ち着いたとの声をスーパーの店長から頂いた。醤油・味噌は年末に向け販路拡大、営業戦略策定の時期。需要回復に向けて正念場であり、更に一丸での取り組みが重要となる。

冷凍水産食品加工業
*10月も売上前年比95%程度となった。減少傾向は上半期より継続している。原料面では、輸入冷凍すり身の価格が8%上昇しており、練り製品の生産原価を圧迫している。冬場に向かい、「おでん」の需要期となるので今後の販売増加に期待している。

麺類
*年末製造体制の維持に向けて、人材確保に苦戦している。また、欲しい人材の確保が難しいため、時給アップによる人件費の上昇が収益性に影響している。

酒類
*課税移出数量は、清酒が前年同月比83.5%、本格焼酎は98%、全体では93.7%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比97.9%、本格焼酎は97.5%、全体では97.8%であった。
印刷 印刷
*平成30年9月の印刷・情報用紙の国内出荷は前年比5.9%減であり、16ヶ月連続の減少となっている。
窯業・土石製品 生コンクリート
*関係諸官庁を対象とした生コンクリート技術講習会を開催し、60名近くの参加者に対し、舗装コンクリートのライフサイクルコスト、フライアッシュコンクリートの耐久性について説明を行った。
鉄鋼・金属 金属製品製造業
*組合員全体の生産高は前年度比ほぼ横ばいで推移している。ボイラ関連、舶用機械製品は減少しながらも堅調に推移している。組合員全体の営業力の連携・強化を図り、受注拡販を目指している。
一般機器 一般機器
*売上は伸びており、状況的な変化はない。短納期の仕事が多く、対応に苦慮している。外注依存度も高く利益に影響してくる。
その他製造業 畳製造業
*夏の猛暑で仕事は減っていたが、その反動で涼しくなった今、注文が来ているようだ。
小売業 青果物販売
*初旬は夏場からの高温多雨の影響が響き、高値が続いていたが、中旬以降ようやく落ち着きを取り戻し、多数の青果物が例年並みかやや高値となる。ただ、人参・トマト・大ネギなどは成育不足や人植遅れから品薄状態に。10月は長崎くんちをはじめ郷くんちの時期ではあるが、なかなか郊外までは賑わいが波及していない。取扱高は昨年比111.3%。

鮮魚介販売
*10月はくんちで観光客が多く、各地で売出し、現地即売などが行われた。長崎魚市では魚祭りで3万5千人の入場で大変な賑わいであった。入荷量は平年並みであった。

食肉販売
*当月は例年原料相場の変動幅が少ない月であり、仕入面で比較的安定した状態で推移したため、利益面で若干の好転が見られた。また、毎年当月は上旬に大祭が催されることもあり、地元観光関連業界の活性化に伴い飲食店など業界用向けの売上が増加傾向であった。しかし、中旬以降はその反動もあり、落ち込みも見られたが全体的にはまずまずの業況であった。

生花販売
*昔から続いている物日文化が薄れていく中で、新しい物日として「いい夫婦の日」、「フラワーバレンタイン」等を提案しているが花贈りとして定着しないので売り気に繋がらない。

石油販売
*米国のイラン制裁を機に原油市況が上昇し、ドバイ・オマーンの中東産は8月中旬以降、10ドル以上の値を上げた。更には9月中旬過ぎから円安ドル高の為替レートの移行もあり、元売り仕切りも1カ月で10円を超す引き上げとなり、石油情報センターの調査では、ガソリン全国平均価格は2014年11月以来およそ4年ぶりに160円の高値をつけた。今後の石油市況は、サウジのジャーナリスト殺害を機に中東情勢が一段と不透明感を強めており、どっちに転ぶかわからない状況にある。
商店街 大村市
*前年に比べ店舗数が減少し、通行量も減っている。

島原市
*10月は祭りや体育祭など行事が多く、商店街への来客には繋がらない。昔のように、祭りなどパレードがアーケードを通ってもらえるような事を企画するなど対策が必要。10月13日に高校生の実践的な店舗として、島商ップがオープンした。土曜日10時から17時、火曜14時から17時までの時間で12月15日まで営業。商店街の中に活気ある呼び込みが聞こえて賑やかになった。
サービス業 旅館業
*10月は1週目に台風の影響があり、売上減となった。マスコミによる災害状況も早すぎたり、大げさすぎたりしないようお願いしたいものである。

旅館業
*今月の売上、宿泊人数は前年同月と比較すると上回った。

飲食業
*3連休初日が台風でつぶれたものの、他の週末が前年より順調であったため、前年並みを確保。特に、10月27日(土)に入った船(日本人)が飲食・購買ともに寄与した。修学旅行の購買については、ハウステンボスの影響がさらに大きくなっているようで全く上向かない。
建設業 建設業
*下請け専門業者の人手不足により労務費単価は上昇し、適切な人員確保ができない状況である。また、建設工事に関わるミキサー車、資材運搬トラックなどの運転手不足も工事進捗に影響が出ている。
運輸業 運送業
*10月も仕事量が増えておらず、売上が減少した。軽油も上昇してきており、収益を悪化させている。運転手不足も深刻であり、厳しい状況が続いている。

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