経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界より48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
計算式:(「増加」「好転」した組合数-「減少」「悪化」した組合数)/有効回答数 × 100
※ただし、在庫数量についてはマイナスの場合には好転、プラスの場合には悪化の方向としています。
天気図マークの基準は次のとおりです。  
快晴:30以上 晴れ:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下
1 1 月 期 景 況 天 気 図
天気図
1 1 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味噌醤油
*全体として依然厳しい状況だが、11月の出荷量は醤油、味噌ともに回復傾向になり、前年並みを推移している。11月の勢い以上に一丸で取り組み、12月の売上増に期待する。そのような中、原料の値上げ要請もあり、来年度の更なる改革の影響も懸念される。

冷凍水産食品加工業
*11月の売上は、ほぼ前年並みに推移した。なお、原料の冷凍すり身は値上がり傾向が続いている。12月は、お歳暮や正月商品の需要があり、年間で最も活発な売上が見込まれる。平成30年を締めくくる商戦になるよう、期待してる。

麺類
*求める人材がなかなか確保できない。とりたてて好材料な面が見えず、収益面で苦慮している。

酒類
*課税移出数量は、清酒が前年同月比92.7%、本格焼酎は90.5%、全体では91%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比98.3%、本格焼酎は97.6%、全体では97.7%であった。
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*11月の状況も一段ときびしいものがあり、この先に明るいものが見出しがたい。
窯業・土石製品 生コンクリート
*今年5~6月に品質監査を受検した工場の50%に対して、品質管理が適正に行われているかを確認するため、無通告で査察を実施した。
鉄鋼・金属 金属製品製造業
*組合員全体の売上高(30年4月~11月)は前年度比2.0%の微増で推移している。ボイラ部品関連、舶用機械製品関連は堅調に推移。教育・研修事業でポリテクセンター主催の生産性向上支援訓練「組織力強化セミナー」を32名が受講した。
一般機器 一般機器
*組合全体では前年を大きく上回っており好調である。独自の技術、特殊性を併せ持つ企業は強い。
その他製造業 畳製造業
*畳床、畳表、副資材の値上げにより、収益の悪化が目立つ。
小売業 電気器具販売
*小型家電リサイクルの取扱いが、地区行政によりまちまちで難解であるため、苦慮している。

青果物販売
*11月に入り、適度な降雨と気温が高かったため青果物も安値安定となるが、あまりにも入荷量が多い品目があるため利益率が低くなる。また、果実類は他県からのトラック便の調達が難しいため、一時セリ場には地場の柑橘類しか並ばない状態があった。物流に対する新たな問題発生と言える。取扱高は89.5%。

鮮魚介販売
*入荷量は前年並みであるが、スーパー、量販店、生産地の直売所の売り出しなどで小売店は大変厳しい状態である。12月の正月用品など、今後が大変と心配している。

食肉販売
*当月の業況は前年同月と同様に概ね安定的な動きの中で推移し、後半は若干の原料相場の上昇をみたものの総体的には低レベルあり、収益面での大きな影響はなかった。また、売上面では僅かではあるが右肩下がりの状態が長く続いており、その形からの脱却はいまだできていない。それよりも現在の最大の問題はパート・アルバイトといった人材の確保が困難な状況にあり、年末に向けて大きな不安材料となっている組合員が多数いるようだ。

生花販売
*花き業界にとって、11月は花の動きが良くない月であり、売上高も減少傾向にある。12月の年末商戦と正月事業に期待している。

石油販売
*暖冬の予報通り全国規模で高気温が続き、灯油販売は不調、またガソリンは高値の影響で限定給油が増加し、販売数量も昨年度に比べ減少している。原油価格については、イラン産原油の供給不安が後退し、需給の緩みが意識されるなか、米中貿易摩擦による世界経済への先行き不安から、原油需要が伸び悩むと見られ、原油価格は値下がりしている。しかしながら、12月上旬に開かれるOPEC総会では、協調減産が議題にのぼると見られ、原油相場の先行きは不透明な状況にある。
商店街 佐世保市
*12月に入り街内及び周辺での大型イベント開催や年末セールほかの催事による販売増を期待している。

大村市
*本陣通りの場合、空店舗ばかりで全然活気がない。西沢百貨店も現在の店舗は閉店される。開店している店舗より閉店している店の方が多いくらいである。

島原市
*11月は島原半島各地でふるさと産業まつりが開催されているが、商店街には毎年ほとんど影響はない。しかし、人が集まる仕組みとしては商店街と同じだから何とか商店街へも来店して貰う工夫や参考になるところは取り入れ、1軒でも空店舗が減るよう頑張りたい。
サービス業 旅館業
*昨年度は耐震工事および客室等の一部リニュアール工事改装のため売上減になっていた。完成後は売上は伸びているが仕入や備品等の経費が増加、人件費の高騰などにより思ったほど収益を出せていない。今後は働き方改革が大きな課題となってくる

旅館業
*11月は前年並みに推移した。

旅館業
*今月の売上、宿泊人数は前年同月と比較すると上回った。

飲食業
*料理店は前年並みを確保。物販店は前年▲10%前半並。物販店は、月後半の修学旅行の落ち込みを3連休でもカバーできない状況。来年5月の10連休が法案可決されたが、我々にとっては、人員の確保がままならない中で対応に苦慮することが容易に考えられる。世間の働き方改革と逆の事態を招く。
建設業 建設業
*建築土木とも技術者が不足しており、受注機会を逸失している。また、技能者の特に鉄筋工、型枠工などが不足しており、工期に影響が出ている。このため、新卒者採用を実施したが、数名しか応募がない状況である。
運輸業 運送業
*11月は例年ほど売上が上がらず収益が悪化した。青果物が始まったがなかなか売上が上がらなかった。軽油も高止まりである。厳しい状況が続いている。

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