食料品 |
味噌醤油 *7月の醤油・味噌の出荷量は、前年対比微減、先月に続き依然として厳しい状況。中には味噌100%達成もあり堅調。全国の味噌生産、出荷推移を調査すると前年比101%と微増で良い傾向。しかし、醤油・味噌の出荷量累計は依然として厳しい状況。秋から年末までの営業強化の見直しが必要。 冷凍水産食品加工業 *7月の売上は、ほぼ前年並みを確保した。冷凍すり身単価は5%の値上がりとなった。主な原料魚である「アジ」の水揚げは、低調な状況が続いており、今後の水揚げ増加に期待したい。 食料品 *全体的な売上高増加に伴い、収益状況好転及び雇用人員増加の企業も1社あり。 麺類 *猛暑が続いて「冷し系商品」の動きは活発である。売場は、「大手商品・低価格商品」が多くのスペースを抑えているため、地場の事業所が苦戦している。価格競争とは違った視点での商品開発に取り組んでいかなければならない。 酒類 *課税移出数量は、清酒が前年同月比88.7%、本格焼酎は96.6%、全体では94.7%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比97.7%、本格焼酎は102.8%、全体では102%であった。 |
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印刷 |
印刷 *日本製紙連合会の6月紙・板紙需給速報によると、印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比5.2%減、6か月連続の減少となっている。 |
窯業・土石製品 |
生コンクリート *5月中旬から始まった工場の品質管理に対する監査において、国交省・長崎県等の方々に立会い頂き、重大な指摘もなく、受検した全ての工場が適正に品質管理を実施している。 |
鉄鋼・金属 |
金属製品製造業 *組合員により仕事量にバラツキがあるものの、舶用機械製品(舵取機材・過給機等)は前年並みで堅調に推移している。また、今月よりボイラ関連部品(バーナー)等の修繕関連の工事量は、先行き来春までの見通しも出てきた。なお、製缶関連の工事量は今のところ堅調であり忙しい。組合員全社の第一四半期の売上高は、前年度より減少している。 |
一般機器 |
一般機器 *昨年と比較すると、売上的にも雇用数でも大きな変化はない。仕事量は減る傾向を見せながらも、今の所は前年と大差なく推移している。 |
小売業 |
青果物販売 *長引く梅雨と低温の影響で客足は鈍く、売上も伸び悩んだ。また日照不足が作物の生育に悪影響で、果実類ではスイカ・桃等の糖度不足につながり販売価格低下となる。特に、7月に県内産の最盛期を迎えるスイカはなかなか競り値が上がらず、近年稀に見る安値に。蔬菜類では、とうもろこし・枝豆等の季節商材は順調に販売数を伸ばす一方、トマト・ナス等の果菜類が伸び悩んだ。トータル的に売上高は微減となる。取扱高は前年対比86.6% 鮮魚介販売 *毎年、夏場は入荷も売上も減少。通常の2割減であった。 食肉販売 *いつの間にか梅雨が明け、好天が続いたために本来であれば気温が高くなると台所仕事が敬遠されがちとなり、消費が減退するのだが、本年は逆に来店客数・客単価共に微増であった。収益面でも、この時期には珍しく原料相場も比較的安定していて、若干の増収につながったようだ。業務用も観光関連の動きに比例して好調であったが、慢性的な人手不足が深刻化しており、業界全体の大きな不安材料になっている。 生花販売 *長崎花市場への切花の入荷量が減少している中で、単価は上がらず、組合員個店の売上減少が続いている。お中元商戦に期待しているが花贈りが減少している。8月は、「原爆の日」の平和祈念式典に係る平和公園の花飾工事作業を組合員で行うため、その準備に取り掛かっている。 石油販売 *7月は長梅雨、低気温など天候不順の影響によりガソリン需要は停滞、エアコンを使わずに済むため、ガスチャージの補充も少なく、また、長雨の影響により洗車需要も低調で、販売量、油外は収益とも前年に比べ大幅に下回った。原油価格については、中東情勢の不透明な影響もあり、上げ下げを繰り返している状況で、当面現状の水準で推移すると考えられる。 |
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商店街 |
佐世保市 *選挙関連での売上は減少、消費税アップ前のボーナス期なだけに各販売店としては痛手であった。お盆を中心とした後半戦に期待したい。 *プレミアム商品券の取扱い募集が開始したことで、10月以降の一部の対象者ではあるが、プラスの購買となることに期待している。 島原市 *毎年恒例の土曜夜市が、夏休みの始まった週からお盆まで毎週土曜日4回に亘って行われる。今年は、初日の夜市が台風の影響で土砂降りであったが、伝統とアーケードの強みで思った以上にお客様が多かった。 |
サービス業 |
旅館業 *観光客が減少している。 旅館業 *今月の売上・宿泊人数は前年同月と比較すると減少した。韓国人観光客の減少やリフォームによる1旅館の休業が要因。 飲食業 *料理店、物販店共に前年比△5%~10%。7月後半の落ち込みが大きく、夏休みに入っても観光客等人出が増えていない。1年の中で、6月後半から7月の集客対策を検討する必要あり。 |
建設業 |
建設業 *技術者及び技能者が高齢化・不足しているため、中途採用募集を行っている。しかし、建設業は「きつい」「勤務時間が長い」「休みが少ない」等のイメージがあるため応募が少なく、特に若い世代に敬遠されている。 |
運輸業 |
運送業 *7月もなかなか売上が上がらなかった。特に土木関係の仕事が落ち込んだようだ。軽油も高止まりしていて収益が悪化しており、厳しい状況が続いている。 |