経営情報
情報連絡員情報
毎月、県下の各業界より48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
計算式:(「増加」「好転」した組合数-「減少」「悪化」した組合数)/有効回答数 × 100
※ただし、在庫数量についてはマイナスの場合には好転、プラスの場合には悪化の方向としています。
天気図マークの基準は次のとおりです。  
快晴:30以上 晴れ:30~10 くもり:10~△10 雨:△10~△30 大雨:△30以下
3 月 期 景 況 天 気 図
天気図
3 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 味噌醤油
*3月の醤油・味噌の出荷量は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け厳しい状況。特に、感染拡大防止のためのイベント中止、宴会キャンセル、学校給食中止等による業務店関係の売上が大幅に減少している。また、緊急事態宣言発令による影響が不透明で不安が拡大、1日も早い終息を祈りたい。

冷凍水産食品加工業
*前年と比べて売上は減少している。揚げ蒲鉾については、スーパー等において無包装での販売が禁止されている。今後、新型コロナウイルスによる影響が大いに心配される。

麺類
*新型コロナウイルスの感染拡大による影響は、著しく大きい。人の移動が少なく、特に観光客の減少により飲食・土産品の売上高の低下が目立っている。また、県内外の物産展の縮小・減少は、影響が大きかった。今後の明るい見通しが見えないのが不安である。

酒類
*課税移出数量は、清酒が前年同月比87.3%、本格焼酎は98.4%、全体では95.2%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比93.2%、本格焼酎は101.6%、全体では100.3%であった。
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*厳しい状況が続いている中で、新型コロナウイルスの影響により一層の打撃を受けている。
窯業・土石製品 生コンクリート
*3月の出荷実績は前年比98.1%、年間出荷数量も前年比95.1%の実績であった。前年・前々年と出荷は減少しており、厳しい状況が続いている。
鉄鋼・金属 金属製品製造業
*受注環境に大きな変化はないが、全体的に厳しい状況に変わりはない。舶用機械製品(過給機・舵取機械)の仕事量は若干減少しているが、堅調に推移している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、県外客先の現地工事及び営業活動を自粛している。組合員4社に新入社員23名入社したが、新入社員の安全教育等様々な研修ができない状況が続いている。
一般機器 一般機器
*決まりかけていた案件が中止になったり、あと倒しになったりと、仕事の確保ができにくい状況である。新型コロナウイルスの終息が見えないと、動きが取れない。
小売業 青果物販売
*3月の取扱高は96.3%と昨対比は変わらないが、新型コロナウイルスの影響で学校給食やホテル関係、飲食関係が軒並み壊滅状態になっている。資金繰りや収益状況も最悪となり、先行きが全く見えない状態で不安感しかない。

鮮魚介販売
*新型コロナウイルスの影響で、客足が前年比1/3程度に減少。比例して売上も減少し、大変な状況である。

食肉販売
*食肉販売業の業態は、小売専門、小売・業務用卸併用、業務用卸専門と3つに大別されるが、3月に入り新型コロナウイルスの影響が更に顕著になり、業績は業態で異なった。小売部門では、家庭での内食化が増加し、売上が前年比で若干上回り、利益面での伸びも見られた。一方、業務用卸部門では観光客の激減、飲食店等での歓送迎会などのキャンセル及び各種イベントの延期・中止などにより、売上が半減したという組合員が大半であった。また、過去最大の悪化幅で先の見えない現状に、廃業も選択肢の一つにあるという組合員の意見もあった。

生花販売
*3月は生花店の1番の繁忙期だが、新型コロナウイルスの発生で送別会や卒業式などいろいろなイベントが自粛され、花束等のキャンセルが多く、売上は相当額ダウンした。

石油販売
*新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、原油需要減退が見込まれる中、協調減産をめぐる主要産油国の協議が決裂したことにより、原油価格が大幅に下落、2016年2月以来、ほぼ4年ぶりに30ドルを割り込み安値となった。それに伴い、元売仕切りも値下げとなり、販売価格も下落に転じている。販売量については、大幅に減少しており、新型コロナウイルス感染拡大に伴う需要減退は長期化の様相。
商店街 佐世保市
*新型コロナウイルスの世界的流行に伴い、イベントや会合の自粛・行動制限などの影響で、商店街全体の来街者数が減少している。組合員の声を聞いても、一応に前年対比売上げの落ち込みが報告されている。

島原市
*3月は、新型コロナウイルス感染症の影響が確実に感じるようになってきた。商店街及び個店としては、催事や呼び込みなど販売方法に工夫しながら全体的に耐えている状況。商店街が指定管理を受けている温浴施設「ゆとろぎの湯」のお客も、3月は激減してきた。年間でも特に期待できるゴールデンウィーク期間は、各地から帰省客で賑わうが、今年はウイルス感染の恐れもあり休館する計画である。
サービス業 旅館業
*新型コロナウイルスの影響により、団体旅行・修学旅行の延期及びキャンセル・宴会の自粛など、3月から売上は激減。4/10~4/28迄長崎市内の観光地が休業となるため、予約も期待できないことから15日間休館とする。

旅館業
*新型コロナウイルスに伴う自粛ムードで、飲食・宿泊共に低迷している。ここ30年の中で最大のピンチである。

旅館業
*新型コロナウイルス感染拡大と、防止のための外出制限により、今月の売上・宿泊人数は、前年同月と比較すると半分以下に減少した。

飲食業
*売上は前年比△60~70%。金融支援で借入できても、返済の見込みが立たないのが現実。
建設業 建設業
*新型コロナウイルス感染者発生により、工事停止にならないよう不特定多数の人が出入りするため、できる限りの対策を講じている。これから、資材調達にどのような影響がでるか心配である。
運輸業 運送業
*3月は年度末であるが、例年のように売上が伸びなかった。特に、土木関係の仕事が少なかった。軽油が下がっているのは良い傾向であるが、依然厳しい状況が続いている。

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