食料品 |
味噌醤油 *醤油、味噌共に、出荷量昨年比は微減であり、原油・原材料の高騰で更に厳しい状況である。ようやく通常の社会生活に戻り始めて、その足取りはまだ恐る恐るの状態ではあるが、景気回復の気配を感じられることが嬉しい。年末商戦での出荷増を期待する 冷凍水産食品加工業 *売上で前年比3%ダウンと先月よりは回復傾向にあるが、原料すり身が不足しており、さらに価格が高騰している。値上げを行ったメーカーもあるが、収益回復までの値上げは行えていない。 食料品 *原材料価格及び流通コストの高騰、加えて人材不足が深刻化しており重要な課題となっている。 麺類 *県内の観光地に修学旅行客等が戻り始めている。飲食店の売上も前年からすると回復している。新型コロナウイルス感染症の影響前と比較するとまだ十分ではないものの、この調子で回復してほしいものである。 麺類 *特に飲食店及びスーパーマーケットの売上減少が著しい状況である。 酒類 *課税移出数量は、清酒が前年同月比103.1%、本格焼酎は94.5%、全体では96.6%であった。在庫数量は、清酒が前年同月比88.4%、本格焼酎は103.1%、全体では101.2%であった。 |
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印刷 |
印刷 *長引く国内経済の停滞に加えて原材料の値上がりの影響もあり、景況感の回復には至らず、悪化が続いている。 |
窯業・土石製品 |
生コンクリート *県央・島原南高・下五島・対馬の各地区技術センターにおいて、コンクリートの試験項目に対する認定更新審査が実施され、重大な指摘もなく無事に審査が終了した。 |
電気機器 |
電気機器 *新型コロナウイルス感染症の影響で既に受注が減少していることから、当面の間売上減少は避けられない。日本国内の新型コロナウイルス感染者数は落ち着いてきているが、世界的にみるとオミクロン株の出現など、先行き不透明な状況が続いている。 |
小売業 |
青果物販売 *11月に入り、様々な新型コロナウイルス感染症に関する規制が順を追って解除となり、ようやく売上も回復してきている。天候も良く適度な雨量のため、概ね順調な入荷が続き、みかん・柿などの生育遅れの果実類も出揃い、取扱高は昨対比120%と大幅増となる。ただし、新型コロナウイルス感染症の第6波への警戒感から収益状況はさほど変化していないため、12月からの年末商戦に期待したい。 食肉販売 *新型コロナウイルス感染症の新規感染者数も落ち着きを見せ、消費者の購買意欲も若干上向き傾向にある。専門小売店にも来店客数の増加が見られ、業況はやや好転というところである。一方、業務用卸についても、人流が増加し県外からの旅行客も多く見られるようになり、宿泊施設や飲食店への納品量も好転してきた。しかしながら、原料の一部に急激な相場の上昇をしている物もあって売上原価を押し上げており、売価への転嫁も困難な中、利益が圧迫されている状況である。 生花販売 *小売店舗の昼間に関して、商品の供給体制が悪く原価率が悪化傾向にあり、販売価格の上昇にも限りがあるため、相場が安定していない。夜は、期待しているほどの回復は見られていない。卸部門は、相場が高いため売上は保持できている。加工部門は、客足の減少が深刻である。ブライダル部門は、アフターコロナに伴って売上が急騰したが、急激な受注の増加に対応ができず、従業員の過酷労働に繋がり、人材不足になっている。全体的には、新型コロナウイルス感染症の影響で経験豊富な人材が減少し、未経験者が増加したことによる労働生産性の悪化が組合員企業を苦しめている。市場の入荷量が激減し、市場の売上自体も減少してきている。 石油販売 *新型コロナウイルス感染者数が減少し、一定の落ち着きを見せ、人の往来や車の移動も増加し店頭への来店も増加してきているが、原油価格の高騰によるガソリン価格の高値の影響で限定給油の増加や買い控えもあり、需要は思ったほど増加せず、昨年度に比べ減少している。高値が続いている原油価格については、需給が緩和するとの見方から期間後半に軟化したが、足元では反騰の兆しもあるため、先行きは不透明な状況である。 |
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商店街 |
佐世保市 *11月に入っても新型コロナウイルス感染症は全国的に沈静化しており、その安堵感からか商店街への来訪者も例年の9割程度まで戻ってきたように感じる。クリスマスイベントも開催され、会場にはかなり多くの人が訪れている。しかし一方では、海外での衰えを見せない新型コロナウイルス感染症の流行や新種の変異株の情報等があり、第6波の襲来も懸念され、落ち着かない年末である。 島原市 *昨年「女子が楽しい一番街」のメンバーを中心に実施した、テイクアウト弁当やアクセサリーなどを取り扱う、「OH!BENTOU祭り」を開催した。昨年から2回目の開催を目指していたが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期となっていた。今回新型コロナウイルス感染症も少し落ち着いた事と、お客様からの要望も多いため、感染対策を行いつつ開催した。これまで新型コロナウイルス感染症の影響で集客を伴うイベントが出来ない中で、インターネット等で顧客を獲得する事業により告知し、今回は出店者も多く久々に賑わいがあった。出店者の間隔を広げたため、お客様がスムーズに流れるか心配していたものの、無事に前回よりも好評のうちに終了することが出来た。 |
サービス業 |
情報 *現在は受注が安定している。しかしながら、組合員企業の主な受注先である地方自治体が、2025年までにシステムを標準化させるに伴い、以後の地方ベンダーとしての業務が大幅に減少していくことが予想され、新しいビジネスを検討しなければならない。システム開発部門は、大口受注を見込めそうな状況にあり、人員確保が課題である。 旅館業 *緊急事態宣言解除後の10月から徐々に宿泊客が増えつつ、11月から1月にかけては修学旅行客でいっぱいになっている。ただし、これは特需であり2月以降の状況については不明のままである。 旅館業 *前年同月より売上は減少した。経営状況は依然として厳しい状況である。 飲食業 *売上高は前年比150~200%と大幅な増加となった。新型コロナウイルス禍以前の水準を超えた店舗もあった様子である。要因としては、一般客の増加もあるが、修学旅行生の大幅な増加が大きい。GoTo事業がなくても人は動くので、国内客、特に修学旅行生は一般客よりも消費額が大きい事から、このまま感染が落ち着くことを期待する。 |
建設業 |
建設業 *土木・建築工事共に、下請け業者を確保するために契約価格を上げている。その様な中で、建設資材価格が大幅に上昇し、利益圧迫が生じて厳しい経営状況である。 |
運輸業 |
運送業 *11月の売上は例年並みであった。しかし、燃料である軽油の価格上昇で収益は悪化した。運転手を募集しているが、中々集まらない。12月以降は多少軽油価格が下がりそうなので期待している。 |