食料品 | 味噌醤油 *出荷量の対前年比は醤油微増、味噌微減であった。小売・業務用共に緩やかに持ち直しの動きが感じられる。また、全国的な累計出荷数量の対前年比は、醤油100.2%、味噌100%であった。経済が持ち直してきている中での新型コロナウイルス感染者数の増加は気になるところである。 冷凍水産食品加工業 *かまぼこの販売量は前年並みになってきたが、収益としては悪い状況である。メーカーによっては、まだ値上げ出来ていないところもある。 食料品 *ここ最近の人流増加に伴い商品の売上は増加傾向にあるが、巣ごもり需要による売上は減少している。 麺類 *新型コロナウイルス感染症の影響はかなり縮小してきており、前年同月より売上が増加した組合員が多い。しかしながら、小麦粉、食用油などの原材料の価格が高騰しており、販売価格に十分に転嫁できていないため、収益は悪化している。 |
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繊維工業 | 成年女子・少女服製造業 *受注の引き合いは増加傾向にあるが、中国によるロックダウンの影響で、原材料が入手しづらくなっている。国内からの原材料の手配も中々うまくいかない状況である。 |
印刷 | 印刷 *売上高は若干の増加傾向にあるものの、材料費値上がりの影響もあり、厳しい業況に変わりない。今後も価格転嫁の努力が必要な状況である。 |
窯業・土石製品 | 生コンクリート *5月末から6月中旬にかけて、全工場の3割の工場に対して無通告で品質管理に係る査察が実施された。受検した工場は問題なく実施されている結果となった。出荷量が前年比マイナス26%と激減しており、業界の景況が悪化している。 |
電気機器 | 電気機器 *新型コロナウイルス感染症の影響で受注が減少していることから、当面の売上減少は避けられない。部品の欠品や納期の遅延から製作に影響が出ており、客先の希望納期に間に合わせることが出来ず受注を逃すことがある。また、資材の高騰や欠品が進行し、利益率が下がってきている。こういった状況下ではあるが、営業の引き合いは徐々に増加してきている。引き続き営業活動や公共工事の入札案件に力を注ぎ、受注に繋げていきたい。 |
小売業 | 青果物販売 *少しずつではあるが、飲食・宿泊を中心に納品業は回復傾向にあるものの、折からの値上げラッシュに消費者の財布の紐は固く、購買意欲が感じられない。また、初夏の定番であるスイカ・メロン等の出荷が例年に比べてかなり遅く、売上を作るのが難しい。取扱高は累計98.3%となった。 鮮魚介販売 *夏場に入り入荷量が少なくなっている。また、暑さのため、市場・小売店への消費者の足が遠のいているものと思われ、例年ではあるが売上が低迷している。 食肉販売 *6月は月初より観光客などによる人流の回復もあり、業務用卸に一時的な持ち直しが見られたものの、その後は低調に推移した。小売りの方は多数の生活必需品が値上がりし、今後も価格面で先の見えない状況の中、消費者の生活防衛意識が益々高まりをみせ、組合員店舗も来店客数、単価共に伸び悩み、業務用卸と同様に低迷している。一方で仕入れについても、昨今の外的要因の影響も大きく、安定的な手当が困難な状態にあり、売価への転嫁も思ったように進んでおらず、利益面でも強く圧迫している。 生花販売 *小売店舗の昼間に関しては、昨年同様の売上だが、仕入値の高騰により利益は減少している。夜間は、休前日を除いて通りは閑散としており、景気回復の見通しが立たない。繁華街に20代の若者は多く見られるが、30代以降やサラリーマンの姿は少ない。卸部門は、単価高の影響を受け、売上高は増加した。加工部門は、商材不足・仕入価格高騰により原価率が悪化している。ブライダル部門は、アフターコロナを見込んでの予約が増加してきている。 石油販売 *新型コロナウイルス感染症の影響によるガソリン需要不振が続いているが、ここにきて燃料油価格高騰による需要へのブレーキも大きくなってきており、厳しい状況が続いている。原油価格については、当面110ドル前後を推移すると考えられるが、中国の都市封鎖再導入や世界的なインフレの加速による世界経済の更なる減速の懸念等があれば下落し、ロシアへの経済制裁の実効性がより顕著になれば更なる上昇の可能性もある。 |
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商店街 | 佐世保市 *6月後半から新型コロナウイルス感染症の感染者数が再び増加傾向にあり、影響が懸念されるところだが、現時点では景気は引き続き回復傾向にあると思われる。ガソリン代や輸入原材料費の高騰により全体的に物価は上昇しており、先行き物販にも悪影響が生じるものと思われる。 島原市 *6月は総会等が一段落し、新たな事業計画のもと役員、担当者も動き出している。女子会や青年部を中心に、お客様から期待が持てる商店街として順調にスタートを切った。梅雨の時期もアーケードの恩恵をアピールしつつ、各店舗努力している。 |
サービス業 | 旅館業 *未だ新型コロナウイルス感染症による影響が続き、苦境が続いている。 旅館業 *前年同月より売上高が増加した。 飲食業 *前年比約8~9倍増となり、新型コロナウイルス感染症以前の令和元年6月期と比較しても10%程度の増加となった。例年6月は、第2週までに修学旅行シーズンが終わり、かつ梅雨のため一般客は完全オフシーズンとなるが、今年は同感染症の影響で修学旅行が6月中に渡って実施されたことに加えて、県民割が実施され一般客も動いていたことが、増加した特殊な要因と考えられる。7月から再度の仕入価格上昇が広範囲で行われるため、収益状況は注視する必要がある。 |
建設業 | 建設業 *受注した民間工事では契約時より資材価格が高騰しているが、価格転嫁が受け入れられず採算が取れない。また、新規工事の引き合いがあっているが、今後の価格高騰の見通しが不透明であるため、対応に苦慮している。 |
運輸業 | 運送業 *6月の売上げは例年並みであったが、軽油価格の上昇の影響で収益は悪化しており、厳しい状況が続いている。 |