県内組合事例紹介
佐世保木材協同組合
住所 〒857-1171 長崎県佐世保市沖新町2番18号
設立 平成29年2月 出資金 32,450千円
電話番号 0956-56-8877 FAX番号 0956-56-8822
組織形態 同業種同志型組合 地区 長崎県他4県
主な業種 木材・木製品製造業
組合員 42人
組合専従者 33人 専従理事 7人
キャッチフレーズ
プレカット加工と受注管理デジタル化で労働環境を改善
背景と目的
 当組合は、住宅用の木材販売とプレカット木材の加工・販売を行っている。木材販売は月3回競りを開催しているが、昔ながらの紙による入札であり、落札情報を手入力せざるを得ず、大幅な手間による時間外労働が発生。プレカット加工では、構造材(柱・梁・桁)や羽柄材(貫・筋違・間柱等)など複数の大小異なる建築材を加工するが、羽柄材専用のプレカット機械は1台しか無く、旺盛な需要に応えるため設備がフル稼働。頻繁に段取替えが必要となることからボトルネックとなり慢性的な残業が発生していた。
事業・活動の内容
  • 1 プレカット事業における生産性の向上
     ものづくり補助金を活用し、新たに羽柄材専用のプレカット機械を増設することで、最大生産量を増やすだけでなく、ムダとなっていた段取替えに要する時間を排除。また、設計を行う事務所と加工を行う工場は同じ敷地内でも距離があり、CADデータをCAMシステムに転送しプレカット機械で加工するプロセスにおいて、従来は指示書を紙で印刷・持参し、工場のプレカット機械上の端末で操作していた。そこで、事務所のデータベースにアクセスできる持ち運び可能なタブレット端末を導入し、工場での操作ミス防止や当該加工以外の段取りを現地で確認出来るようにした。
  • 2 商品管理のデジタル化
     紙による入札結果を手入力していたが、予め商品情報(生産者、材質、寸法等)を電子上で登録。登録情報はバーコードで管理することで、入札結果を即時に電子上の商品情報に登録させることを可能にした。
  • 3 役職員一丸となった事業推進
     当組合は、組織風土としてトップダウンの指示とならないように心がけており、状況に応じて現場職員からのボトムアップによる提案も組み入れている。今回の上記事業も従業員が生産性向上に向けて発案したものを役職員で検討し、実施に至ったものである。
成果
 1時間当たりの羽柄材の最大生産本数が35本から70本に倍増したことで急な受注にも対応することが可能となった。時間外労働について、羽柄材担当職員が2時間、競り開催日の業務が2時間半の短縮となり労働環境を改善。その結果、ワークライフバランス推進に繋がった。一例として男性も育児休暇取得等が実現出来ている。
バーコード管理された木材
バーコード管理された木材
プレカット加工風景
プレカット加工風景

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