県内組合事例紹介
五島手延うどん協同組合(長崎県)
住所 〒857-4211 南松浦郡有川町有川郷578-26 TEL 0959-42-2655
FAX 0959-42-2998 設立 昭和59年2月
組合員数 12人 組合従業員 2人
出資金 288万円 地区 有川町他4町
組織形態 同業種同志型組合 業種 手延べうどん製造業
組合ならではのブランドによる協同販売
組合製品を独自ブランドとして共同販売、一企業ではできない取引を組合事業として成功させた。

 手延うどんの製造は機械製造の2倍から4倍の人手が必要で、大変手間がかかるうえ、生産性の低い商品てあり、安定的な販売先の確保に苦慮していた。そのようななか、外食チェ-ンより大量一括納入の依頼が入った。これを機に、大量販売先への出荷を自的に12社が集まって組合を結成した。

 組合の主たる事業を共同販売事業とし、組合員企業の販売ルートとは別のルートを組合事業として開拓した。またそのルートに乗せるため、組合統一ブランド「波の絲」を設定し共同販売している。

 また、組合事業としてコンピュータを利用したダイレクトメールによる通販を展開中であり、7,000名の名簿を整備して対応している。一回の発送による売上高は約500万円となっている。

 現在は大手外食チェーンヘの販売に加え、生協、郵便局の「五島クルメゆうパック」などの取り扱いも行っている。

 また、当組合では、組合員の自主性を尊重しつつ、組合員企業の安定販売先確保のため、毎年営業力を強化している。

 共同販売が計画的に行れれることで組合員の経営の安定が図られ、また、組合プランドの成功で組合員各社とも新製品開発に取り組もうとする気運が高まってきている。

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