県内組合事例紹介
佐世保俵町商店街協同組合(長崎県)
住所 〒857-0016 佐世保市俵町6-19
設立 平成元年2月 出資金 128万円
電話番号 0956-24-8887 FAX番号 0956-24-8055
組織形態 商店街組合 地区 佐世保市俵町
主な業種 異業種(小売業) 組合員 70人
組合従業員 4人 専従理事
URL http://tawaramachi.com/
スタンプ事業を核に有機的な事業連動で活性化を達成
スタンプ事業への顧客の強力な支持を背景に、高齢者対策の「特典カード」事業、空き店舗活用の「多目的休憩所」の設置と年間多数の「ミニイベントの開催」で幅広い支持を得る

 スタンフ事業を烏山方式(東京:鳥山駅前通り商店街振興組合)に切替えたことと役員の思い切った若返りで活性化している「さくらスタンプ事業」を軸として、これと有機的に連動させる形で、主力顧客層である高齢者を優遇する「ほのぼのカード」、空き店舗を活用した「多目的休憩所」の設置、さらに休憩所を活用したミニイベントを年間を通して多彩に展開し、高齢者ばかりでなく、幅広い年代層の支持を得て、スタンプ事業との相乗効果を発揮している。

 様々な事業を展開して行くことで、俵町商店街はいつも何かを行っている「元気な商店街」というイメージが消費者に定着してきているし、組合員の中からもやる気があれば何でもできると言う声が聞けるようになってきた。また、毎週行っている理事会の出席がほぼ100%に近い高い出席率を誇っているのも事業展開の成功に欠かせない成果である。

 長崎県中央会、商工会議所等関係団体の指導を受け、公的助成を受けてきているが、各事業を助成を受けた年度だけで終らせず、それをべ一スに改善改良を加えながら次の事業を考案していくため、すべてのものが無駄にならず連動性を持った事業展開ができている。

 役員の若返りによる活動の大きな変化に対して、組合員相互の経営意識レベルの世代間ギャップという課題を抱えながらも、それを越えて、地域密着型の商店街としての地位を強固にすると共に、しっかりと前を見据え、事務局へのパソコン導入と加盟店に対するインターネット講習会の実施を行い、自力でショッピンクモールを立ち上げる等、情報化に対応した未来に生き残る商店街へと進んでいる。

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