県内組合事例紹介
長崎県鉄筋工事業協同組合
住所 〒854-0063 諫早市貝津町763-1
設立 H10年5月 出資金 1,240千円
電話番号 0957-49-8701 FAX番号 0957-49-8703
組織形態 同業種同志型組合 地区 長崎県
主な業種 鉄筋工事業
組合員 22人
組合専従者 1人 専従理事
URL http://www.nagasaki-tekkin.com/
キャッチフレーズ
新卒者の安定的人材供給のための産学協同事業
業界と工業高校が連携・協同し、指導教師の育成並びに、生徒への実践指導を含む事業である。それは、新卒者を業界へ安定的に供給し、以て業界の活性化を目的とする。
背景と目的
 鉄筋工事業に対する認識を高め、業界に若い人材を確保するための教育指導事業である。新卒の県外流出、鉄筋工事業に対する認識不足、建設業界の不振等により。業界の低迷が予測される中、新たな人材が不足し、技術の伝承が困難となる事態が予想される。かかる事態に、業界の活性化に向けて、業界の仕事を認識する機会を創設し、なおかつ事前に仕事を教える機関が必要である。
 そこで、工業高校生を対象に仕事を実践的に体験する機会を設け就業意識の向上を図り、更には、その機会を恒常的にするため、工業高校の職員に先端技術の指導を行い、生徒指導のスキルを身につけてもらう事業を開始した。
 換言すると、当該事業を通して業界のPR,鉄筋業界への恒常的人材供給のパイプ作りを行うことに真の狙いがある。
事業・活動の内容
 事業の内容としては、県内の工業高校の土木・建築学科の2年生を対象に、建設現場での基本技能・技術の実践教育を行い、就業意識の高揚を図っている。また、長崎県内の工業高校職員を対象に、業界の熟練技能者を講師とし、現場における先端技術を習熟させ、生徒に対する指導能力の向上を図ることを行っている。
成果
 事業の成果としては、1つ目は、鉄筋工事業に対して工業高校の教師、生徒の理解が深まった。2つ目に、組合員企業に対する人材供給の安定化の道筋が見えた。3つ目には、教育事業を通して、組合員相互の連携が深まった。そして4つ目としては、教えることにより、人材定着のための必要事項がわかった、などが挙げられる。

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