長崎の特産品である『長崎ちゃんぽん麺』、及び『長崎カマボコ』を使って、カゴメのｹﾁｬｯﾌﾟで味付けし、手軽に食される食品（メニュー）に仕上げたもの。

　長崎の水産加工業の危機感から始まり、『豊かな地元食材を使って長崎を元気する』を目的に2011年春関係者による地域活性化ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄが始動。
　同じ頃カゴの活動に共鳴してちゃんぽん麺と組合わせ、ﾄﾏﾄｹﾁｬｯﾌﾟでﾅﾎﾟﾘﾀﾝ風に仕上げた『ちゃポリタン』の新商品開発に繋がった。

　まずは消費者に対する新商品の認知度の向上が最大の課題であり、３者の連携体で積極的に県内イベントに出店・試食販売しながらマスコミへのプレス発表、行政（長崎県・長崎市）からの地域ブランドの認証取得、そして販売先（飲食店・食品ｽｰﾊﾟｰなど）の開拓と2012年～2013年にかけて迅速に対応を図った。

　当初の販売目標年間４万食に対し、既に今年は１５万食の実績を達成しており、徐々に認知度は上がってきており、ネーミングの良さからも話題性は少しづつ提供できている。
　ちゃんぽん麺、カマボコとも長崎を代表する特産品であるが、両者を組み合わせ、現代風の調理加工を行うことによってまったく新しい商品を提供できたことは、今後の地域活性化のモデルケースに繋がる。