県内組合事例紹介
高島振興協同組合
住所 〒851-1315 長崎市高島町2709番地5
設立 S19年11月 出資金 1,080千円
電話番号 095-896-3511 FAX番号
組織形態 地区
主な業種 各種小売、運送、建設、旅客海運
組合員 6人
組合専従者 専従理事
URL http://nagasakist.web.fc2.com/index.html
キャッチフレーズ
世界遺産登録を機に、島の活性化に向けた取り組み
背景と目的
 市町村合併に伴い、長崎市等の要請から組合を設立し、長崎市の4つの施設の管理運営を共同事業として行ってきた。一方で、地元自治会等の支援を行うなど、地域を代表し行政機関との連携も図ってきた。平成27年、かつて所属していた軍艦島と島内の北渓井坑跡が世界遺産に認定され、クルーズ客の島内誘引のため、長崎市からレンタカー事業の提案があった。
事業・活動の内容
 設立時よりこれまで、理事長、事務局長を中心に、共同事業を実施するとともに、地域との連携を密にすることも尽力してきた。自治会の夏祭りや小中学校でのふれあい運動会への参加、自治会でのイベント実行委員会への積極的参加、地域行事でのボランティア案内役を引き受ける等、組合が地元イベント等のけん引役を担ってきた。これらの地域との密接な繋がりをベースに、組合と行政の連携も深められ、行政機関からも島を代表する組合として認知された。平成27年、軍艦島と島内にある「北渓井坑跡(蒸気機関を活用した日本で最初の立坑)」が、世界遺産に認定された。これを受け、長崎市の支援により、平成27年6月、レンタカー事業をスタートさせた。そこで、これから取り組むべき事項として次のことを掲げた。まず、高島にクルージング観光客を誘致するために、軍艦島クルージング会社8社と交渉し、8社のうち2社から、高島をクルージング・コースに加える承諾を得ることができた。今後は、クルージング客の上陸客数を増やすために、島内の世界遺産(北渓井坑跡)、それに関連した石炭資料館、グラバー別邸跡、軍艦島が見える丘等を、観光スポットとして魅力的な演出と再構築等を図るための取り組みを行っていく予定である。
成果
 設立時から地元自治会等と連携を密接に取ってきたことによって、自治体からの支援を受けられ、クルーズ船の高島寄港についても、今後、特に連携を深められると期待している。今後も引き続き、自治会、行政等と連携し、島の発展を目指す。
高島海水浴場・ふれあいキヤンプ場
レンタカー事業の電気自動車
北渓井坑跡(世界遺産)

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