県内組合事例紹介
生き活き事業協同組合
住所 〒851-2107 長崎県西彼杵郡時津町久留里郷241-3
設立 H28年3月 出資金 1,000千円
電話番号 095-865-6933 FAX番号 095-865-6473
組織形態 事業協同組合 地区 長崎県
主な業種 食堂・レストラン、訪問介護事業等
組合員 4人
組合専従者 専従理事
URL http://iki2.jp/
キャッチフレーズ
女性異業種協同組合~生き活きセカンドライフサポート
背景と目的
 高齢化社会が進む中、生活環境と事業の将来を憂う女性経営者4人が集まった。介護事業では種々のサービスが実施される一方、元気な高齢者向けのサービスが少ないことに目を向け、異業種の集まりによる「高齢者の生き活きセカンドライフサポート」を実施することで、地域も事業者も元気になる組織作りを思い立った。
事業・活動の内容
 キーマンは理事長である。理事長は、東京のマーケティング会社の営業事務勤務を経て帰郷し、その後も複数の事業経営に関わる経歴を持つ。理事長を柱に4人で異業種の組合を設立。4人の組合員がそれぞれの専門性を活かして、生き活きセカンドライフをサポートすることは勿論のこと、トータルなワンストップサービス実現のため、提携事業者を募ってネットワークづくりを行い、多様なサービスの受け皿としている。
 この流れの大きな後押しとなったのが長崎県の「長崎県介護周辺・健康サービス事業化促進事業費補助金」である。この採択を受け、チラシ・ホームページ作成、新聞折り込み、タブレット用の見守りシステム開発等を実施することができた。同時に、申請のための事業計画策定は代表者の将来構想をより具体的な計画に落とし込む役割を果たした。
 当組合は生きがい・健康づくりの柱として、①雇用の創出、②趣味を楽しむ・活用、③社会の中での役割作りの3つをあげている。具体的には、農作業ヘルパーのアルバイトあっせん、日帰り温泉バスツアーやシニア向け健康ヨガ教室、インターネットや電話の相談会、社交ダンス体験レッスン、無農薬・有機野菜販売、日本ミツバチの蜜蝋入りハンドクリーム作り等々、いろいろなイベントや体験会を実施しており、また、子供教室に講師登録をしてもらい、教室開催も計画している。
 こうした事業を重ねながら会員を増やし、参加者も事業者も元気になる地域づくりを推進している。
成果
 現在はまだ地域の中の小さな輪であるが、参加者の反応から確実に芽が芽生えつつあることが窺える。成果要因は、前述のとおり理事長の構想実現力が大いに寄与している。今後は連携事業者のより積極的な参加を通じて、より大きな輸に広がっていくことが期待される。
生き活き事業協同組合案内チラシ
実施事業募集チラシ

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